拝啓 「地球の歩き方」編集部殿
今回の旅行では,飛行機と,一泊目のホテルだけを予約して,あとは「地球の歩き方・エジプト(2000〜2001)」だけを頼りに行きました。同じような旅行を計画している方のために,「地球の歩き方」のデータなどと比較したものを載せます。なお,編集部の皆様が,このページの内容,画像などをお使いになるのは自由です。よろしくお願いします。
| レストラン・食事編 | 基本的には,食事はおいしい。香辛料が苦手の人は,ひょっとすると嫌いかもしれないが,ぼくたちは大体,何を食ってもうまかった。 |
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レストラン・フェルフェラ(カイロ・歩き方152ページ)
泊まったホテルで,「エジプト料理の店はない?」ときいたらここを紹介してくれた。左の写真はハトに米を詰めたマフシー・ロズというもの。ハトの方はあまり肉がないが,中に入っている米はうまい。カバブのほうが肉もうまかった。ビールはステラビールを頼んだ。店内に漂うお香が,エスニックといえばエスニックだが,ちょっときつい匂い。ふたりで約90ポンド。初日なので高いとは思わなかった。メリディアン・ピラミッドホテルの近くにも支店があった。 |
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レストラン・アラベスク(カイロ・歩き方152ページ)
ボーイさんの格好でも分かるように高級レストラン。各国の大使など要人も来るようなところらしい。ぼくたちの格好はちょっと貧乏くさかった。写真は,お勧めの「モロヘイヤ・スープ」。お米が入っている上に,固焼きのパンも砕いて入れる。ここにあったのはステラより少し高級な「サッカーラ」というビール。 ここでもハトの肉を食べた。こちらは米を詰めたものではなく,肉もフェルフェラより厚かった。他に,チキン,シシカバブなどを食べた。見栄を張ってミキコにおごってあげたが,3人で150ポンド。 |
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名前は忘れたが, メリディアン・ピラミッドの近くにあるシーフードレストラン(ギザ・「歩き方」にはでていないが,シンちゃんの持っていたガイドブックには出ていた。入り口のところにパンを焼く釜があるのですぐわかる)
紅海で採れたという魚(スズキ)の鉄板焼きを食べた。トマトや唐辛子などと一緒に焼いたもので,今回食べた魚料理の中では一番うまかった。前菜のアピタイザーがいっぱい出てきた。ふたりで,もちろんビールも飲んで,40ポンド。 なんと言ってもおいしかったのが焼きたてのパン(アエーシ)。帰りに「写真を撮る?」というのでおばちゃんと一緒に写真を撮ると,当然のようにチップを求められた。 |
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ファストフード・ケンタッキー・フライドチキン(ギザ・歩き方155ページ)
ここではエジプト風のセットメニューを頼んだ。アエーシのようなものにくるんである。ドリンク,ポテト付で10ポンド。あまり香辛料はきつくないので,たまには気分転換にいいかも。スフィンクス側のピラミッド入り口からすぐのところにある。 |
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レストラン・イル・ホセイン(ルクソール・歩き方209ページ)
ミエちゃんという一人旅をしている女性と一緒に食べた。魚は香辛料が何だか日本の川魚の泥臭さに似ているような気もしたが,まあまあの味。ハイビスカスのジュースがおいしかった。 とっても面白いボーイがいて,からかっていたらレモンジュースをウェルカムドリンクだと言ってご馳走してくれた。3人で40ポンド。安い。 |
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その他 |
| レストラン・ニューカルナック(ルクソール・歩き方210ページ) 「歩き方」に出ている牛肉チャーハンを頼んだ。日本で食べる焼き飯という感じ。あまりにも普通の味。 | |
| コシャリ(写真・歩き方59ページ) あちこちにある。1ポンドから2ポンド。味は店によって微妙に違う。おいしいコシャリ屋に出会うと得した気分。 | |
| シャワルマ(歩き方59ページ) これもあちこちにあり,大体どこで食べてもうまかった。いろいろな種類のパンに挟んでくれる。 | |
| チキン(歩き方・56ページ) 店の名前は忘れたが,ラムセス駅からラムセス通りを少し歩いたところにあったレストランで食べたものがうまかった。コーラと紅茶も飲んで,ふたりで10ポンド。2回も行ってしまった。 | |
| ホテル編 | 予約なしでも大体大丈夫。もとから安い中級ホテルでは,交渉はしたが,あまり値引きはなかった。冬なので,あまり虫もいなかった。お湯についてはやはり差がある。 |
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1泊目 シェファード(高級・カイロ・歩き方146ページ) あちらの発音では「シェパード」。由緒あるホテルらしいが,その分,ちょっと古めかしい感じは否めない。カジノやベリーダンスなどもあった。W135ドル。
2泊目 カールトン(中級・カイロ・歩き方には出ていない) 歩き方141ページの「ベルリン」に行ったら一杯だったが,そこでこのホテルを紹介してくれた。セキュリティーなどはしっかりしている感じ。アンバサダーホテル(歩き方141ページの近く)新市街へ便利な位置。W90ポンド。お湯はぬるく,寒いのでシャワーはあきらめた。唯一蚊に刺されたホテル。 3・4泊目 メリディアン・ピラミッド(最高級・ギザ・歩き方150ページ) 本文にも書いたように超高級ホテルに奮発して泊まった。ロビーの感じなどはメナハウス・オベロイよりもいい感じ。従業員ももちろん親切。ぼくたちの泊まったスウィートルームからはピラミッドも良く見え,特に夜はライトアップされたピラミッドがきれいに見える。左の写真はスウィートルームのリビング。ホテルの中でシーシャ(水パイプ)も体験した。どうやら外国人価格とエジプト人価格があるらしく,ぼくたちはエジプト人価格に値切ったので一泊230ドル。本来は440ドル。しかし,ハネムーン・スウィートだったため,シンちゃんとふたりでダブルベッドに寝ることになってしまった。 5・7泊目 車中泊 下記参照 6泊目 ホルス(中級・ルクソール・歩き方202ページ) ルクソール神殿,スークのすぐ近くで立地条件は良い。ダブルの部屋といったがベッドは4つあった。お湯はちゃんと出た。一泊W60ポンドなのだが,朝5時過ぎに着いたので部屋に入れてもらって一眠りしたら,あとで30ポンド請求された。中に小さなレストランなどもある。 8泊目 メイ・フェア(中級・カイロ・歩き方144ページ) あちらの発音は「マイ・フェア」に近い。歩き方にある通り静かな環境。ぼくたちは,飛行機の時間の関係で,朝5時にモーニングコールを頼んだが,起きるとすぐに朝ご飯も用意してくれていた。お湯がぬるかったのが残念だが,それ以外は言うことなし。W60ポンドで朝食つき。絶対お勧め! |
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| 交通 | |
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ラムセス駅に専用のチケット売り場がある。往復175ドル。 「歩き方」64ページに出ているワゴン・リーは数年前に経営から撤退したらしい。このあたりの詳しいことは編集部で確認して欲しい。「歩き方」にあるような豪華なダイニングカーはなくなっていた。ベッドや食事は「歩き方」の通りだが,食事はそんなにおいしいものではない。飲み物(アルコール)はやたらに高く,ふたりで3杯ずつ飲んだら115ポンドになった。その日に食べたチキンがふたりで10ポンドだった直後だったので,すごく高い気がした。 ルクソールまで約10時間。もちろん快適に眠ることができる。飛行機だと空港まで行ったり,待ったりしている間に結構時間をロスするが,寝ている間につくのはうれしい。「世界の車窓から」のような風景を期待するのはルクソールまででは無理。寝台車でないシート席でも結構ゆったりしているようなので,そちらでも十分かも。 |
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タクシー 大体メーターなども壊れていてあってもないようなもので,値段は基本的に交渉になる。そうすると妥当な値段なのかボラれているのか,よく分からないのがわれわれ日本人には納得しがたいところかもしれない。例えば空港からカイロ市内まで,ぼくたちは行きは35ポンド。帰りはホテルで呼んでくれたときに40ポンドと言われた。20ポンドで来た人もいた。ギザからサッカーラまで行き,カイロ市内までメリディアンのエアコン付カローラでは100ポンドと言われたが,ホテルの前で客引きしていたぼろいタクシーでは80ポンド。 |
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バス バスには一度しか乗らなかった。カイロ博物館からギザピラミッドまでのエアコンバスは快適で問題ない。他にいろいろな路線バスや乗合バスがあるが,一体どこに行くのかもよく分からず,慣れない限り乗りにくいだろう。 |
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メトロ(地下鉄) こちらは近代的で運賃も安い。 |
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馬車 ルクソールで一度乗った。タクシー同様交渉になる。タクシーだと10ポンドといわれた距離を5ポンドでいいということだったので乗った。 |
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| お土産など | ぼくたちは基本的にあまり買い物をするタイプではないので,ここはあまり参考にならないかもしれない。 |
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本文に載せたガラベーヤは無地の白,襟のあたりに少し刺繍があるもので,20ポンド。日よけとして大変重宝した頭にかぶっている布は5ポンド。
左の写真の香水壜はひとつ1ポンド。 スカラベのペンダントトップは,一番小さいものが5ポンド,大きい方が10ポンド。奮発して買った18金のものが5ドルだったかな? |
その他 持ち物編
エピソード編
初日,たまたま知り合ったワタル君と一緒に,ちょっと遅めの昼ご飯を食べようとしていたら,アベックの男性の方が声をかけてきた。一緒に飯を食おうと言う。女の人を連れているので,少し警戒心を解いてコシャリを食べる。ふたりはヨルダンから旅行に来ていると言った。これからピラミッドの「音と光のショー」を見に行くんだが,ミニバスをチャーターするとき人数が多い方が安く済むから一緒に行こうと言う。
ぼくたちは一日中歩いて疲れていたし,明日ピラミッドに行く予定だったので断ったが,ワタル君は一緒に行くことになった。ワタル君が行ったあと,冷静になって考えてみるとどうもいろいろと胡散臭い。ひょっとすると新手の客引きではないかと疑ったりした。
ぼくたちが夕食を食べている間にワタルと一緒にぼくたちのホテルに戻ってきたらしく,わたるの書置きが…。そこには「いろいろと勉強になった」などと書いてある。うーん,いったい何があっただろう…などと言っていると,またワタルから電話があった。ホテルのロビーに来ているが,思ったより金がかかってポンドがなくなったので10ポンド貸して欲しいという。降りていくと謎のヨルダン人カップルも一緒だ。ワタルに「楽しかったろ?」とか「俺たちのこと好きか?」なんて言っていて,ワタルも「イエス」なんて答えているところを見ると,だまされたとは思っていないようだ。
ワタルはその日の夜行でルクソールに行くことになっていたので,ぼくたちが貸した10ポンドでメトロに乗ってラムセス駅に向かった。謎のヨルダン人は,しつこく「明日は一緒にピラミッドに行こう!」などと誘ってくる。どう考えても,ホントの旅行者ならそんなに何度もピラミッドに行きたがるはずはない。やっぱりこいつは新手の客引きに違いない,と思う。いつまでも「ぼくはみんなと一緒の方が楽しいと思うんだけど…」とか「俺のこと嫌いか?」などと切なそうな顔で言うのだが,俺たちは俺たちで楽しむから!と言って断った。もし,同じようなことを言うヨルダン人に会ったら,そいつはきっと客引きです。
ピラミッド見物のあと,道端でタバコを吸っていると,人懐っこい子どもたちがいろいろと話しかけてきた。学校のことなどをいろいろ聞かせてもらっていると,男が一人寄ってきた。物売りなどではなさそうだ。家族の話とか日本の話などをいろいろしていると,思いついたように「うちに来ないか!」ということになった。その人本人が「どこの国にだっていい人もいれば悪い人もいる。俺は大丈夫だ」などと言う。
ちょっと心配だったが,あんまり警戒ばかりしていてもつまんないので,ついて行くことにした。彼の家は彼の言葉通り,ちょうどスフィンクスの正面当たりにあり,3階建ての家の屋上に上がると目の前にスフィンクスやピラミッドが見えた。タバコを勧めたが健康に悪いのでやめたと言う。しかし,イスラム教徒のはずなのにビールは飲むと言う。ぼくたちにも2本の冷えたビールを持ってきてくれた。
ビールを飲んでいると1階が香水屋なので見に来いよ…ということになった。なんだ,やっぱりお土産屋かと思ったが,ビールに眠り薬も入っていないようだし,ただご馳走になっただけでは悪いので,何か安いものでも買ってあげようと思って下に行った。
カイロで見た香水壜は安いものなら1ポンドくらいだったのに,ここは一番安いものでも5ドルもした。品質が違うんだ!と力説する。彼の兄も出てきて,香水について熱心に説明してくれた。おかげで香水など全く縁のないぼくなのにいくつかの香水の名前を覚えることができた。
ベッドに入るときに,香水を嫁さんのあそことあそこに塗って,なめるといいぞ!などとどこの国の男もあほなことを考えるもんだ。ちなみに家に帰ってから,うちの嫁さんを相手にやってみたが,苦かった。結局7ドルの香水壜をひとつ買ったが,まぁビール代だと思えばいいや…ということにした。ちなみに香水は小さな壜で50ポンドなどと言っていたが,あとでハーン・ハリーリでぼくが買った「クレオパトラ」という香水は,たった3ポンドだった。
携帯灰皿について
エジプトの人たちもタバコを良く吸う。しかし,無造作にポイ捨てをする人が多い。道路はもちろん,世界遺産の遺跡だろうがお構いなしという人もいる。そんなときに,携帯灰皿を出して,吸殻をしまうと「日本人は素晴らしい!」などと誉められる。みんなが捨てているからではなく,みんなが捨てていても,このようなマナーは大切にしたい。僕たち一人一人が日本人の代表と見られることもあるのだから。