長期使用製品安全点検制度は、特定保守製品(ガス燃焼機器、石油燃焼機器等)について2009年4月から始まりました。
それ以前から使用されている給湯器類につきましての安全上の定期点検をお勧めします。
給湯器、風呂釜など長く使用されていますと経年劣化により思わぬ故障や支障が出てきます。特に使用期間が10年近くになると発火事故や一酸化炭素ガスによる死亡事故なども出ております。
現在お使いになっている機器の燃焼状態、各部分の洩れ、部品劣化などを確認してこれからも安全にご使用して頂くための点検です。
使用期間が10年を超えた製品で部品の劣化による発火や発煙などの事故が相次いでいるとして、NITE=製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけています。
製品評価技術基盤機構(NITE)は29日、風呂釜や給湯器による火災など、10年以上使い続けたガスや石油、電気機器の事故が3月までの約5年間で540件発生し、うち5件で6人が死亡、26件で35人が軽傷を負ったとして注意を呼びかけた。 石油給湯器や屋内式ガス瞬間湯沸かし器など「長期使用製品安全点検制度」の対象製品における経年劣化による事故について公表した。2009〜2013の5年間にNITEに届け出があった同制度の対象品目の事故は94件。そのほとんどが使用開始から10年以上経過した製品で発生しており、特に14年以上経過すると事故が増えていた。 |
対象製品は石油機器やガス機器が多く、秋から冬にかけて事故発生件数が増える。事故は物的被害がほとんどだが、発火や焼損を伴う ことから住宅火災や一酸化炭素中毒などの大きな事故につながる可能性もあるとして、NITEでは定期的な点検をするよう注意を呼びかけている。 |
94件中もっとも事故が多かったのは石油給湯器の52件で、全事故の半分以上に上る。次いで、屋内式ガス瞬間湯沸かし器が16件、屋内式ガスふろがまが9件、ビルトイン式電気食器洗機が8件などとなっている 点検不足や経年劣化による異常を知りながら使い続けて事故に遭うケースが多く、「定期的に業者の点検を受けてほしい」と呼びかけている |
電源スイッチが入りにくい 給湯温度にむらが有る 燃焼着火しない時が有る 燃焼時に臭いがする 燃焼時に煙が出る 燃焼中の音が大きい 送油管に油漏れが有る |
石油給湯器点検料金8,000円(税別)