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ソーラーの設置

ソーラーの設置にあたっては
設置方位、設置角度、日照時間、設置高さが要因となります。



【設置方位】
ソーラーの設置方位は、真南向きが理想的ですが、屋根の向きによって真南に向かず 偏向する場合、南東南西では約90%、東西では約70%の効率になります。
【設置角度】
ソーラーの設置角度は、太陽光に対し直角が最も効率的である。
一般的にはその地方の緯度と傾斜角度を一致させると良い。たとえば静岡は緯度35゜なので、ソーラーの傾斜角度も35゜にすると年間を通して効率よく集熱できる。
夏期に多く集熱したい場合は傾斜角度を小さく(10゜〜20゜)する。 冬期に多く集熱したい場合は傾斜角度を大きく(40゜〜60゜)する。
ただ、実際の取り付けに当たって設置角度の調整には架台加工が必要となりコストも高くつくため、屋根傾斜角が15゜〜40゜の範囲であればそのままのベタ置き設置が多い。

(全国の緯度)






【日照時間】
ソーラーは当然ながら日当たりが良くないとその性能を100%発揮できません。南側に高い建物や樹木があって日陰になると極端に性能が落ちます。
一年を通じて日照を確保するには、日照時間が最も短い冬至に一日最低6時間の日照が確保できる場所がよい。
【設置高さ】
ソーラーの設置高さは、システムを効率よく運用するうえで重要なポイントとなります。
強制循環型ソーラーの場合はポンプ揚程と設置高さの関係は各システムにより異なるので、それぞれの標準施工書を参考にすること。
汲み置き型、自然循環型の場合はボールタップ位置で給水圧を1s/cu以上確保すること。1s/cu以下のときは下部給湯とすること。
各地域の水道圧にもよるが通常2階屋根、3階屋根の場合は問題なく給湯ができます が、それ以上の高さになると水圧不足により給湯ができなくなる場合があります。
また一階設置で、加圧ポンプを取り付ける場合はソーラーの水面と蛇口との高低差が3m以上必要です。



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