野生の鹿・猿 出没
いめかしら
犬頭の糸伝説とは

昔、三河国に、ある 群司がいた。二人の妻に
蚕を飼わせていたが、どうしたことか、本妻の
蚕がみなしんでしまった。 群司は冷淡になり寄
りつかなくなったので、本妻はまづしくなり、わ
びしい日々を送った。


そんなある日、桑をたべている一匹の蚕をみつけ、 これを大事に育てていると、
白犬が走ってきて蚕を食べてしまった。


驚き悲しんでいると、犬がくしゃみをし、
鼻の穴から白い糸を出した。不思議に思って糸をたぐると、
糸はどんどんでてきた。四〜五千両(一両は3.75グラム)ほど
枠に巻き取ったところで、犬は倒れて死んでしまった。
ある日、本妻の家の前を通りかかった群司は人気のないのを
哀れに思い、中に入ってみた。するとどうだろう。自分の家の
黒くて節のある糸と違って、雪のように白く光沢のある糸が
いっぱいあるではないか。妻からこの不思議な話をきいた群司は、
自分の薄情を恥じ、以後、本妻のもとに留まるようになった。


その後、犬を埋めた跡に植えた桑の木に、蚕が鈴なりにまゆを
作り、美しい糸が限りなくとれた
この話が都に伝わり、それ以来、三河国は犬頭糸を蔵人所へ納め、
天皇の衣類を織るようになったという。

今昔物語 より

参照文献 豊川歴史散歩より



犬頭神社
祭神は、五穀・桑蚕とかかわりの深い保食神(うけもちのかみ)。   鳥居をくぐり境内に入ると御手洗い(みたあらい)があり その向こう側の、   幹の太い桑の古木が 御神木である 
千両銅鐸
明治36年に、出土。三遠式銅鐸で昭和38年に県の重要文化財に指定された。
鹿 出没注意猿 出没注意
小鳥のさえずりに目覚め 夕日とともに眠る町  千両(ちぎり)
ちょっとちょっとおいでん

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