歯科技工所 デンタル クロスロード


“いびきで,おなやみのあなたに”
“OSASに,携わっておられる先生方へ”


サイレンサー(いびき防止装置)
を,ご紹介致します!!


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形態:左写真 のように上下が,完全に分離独立したプレートを,コネクー で,つなげる事より,少し遊びを設けてあります.この事により従来の上下一体型に比べると,睡眠時の違和感が,かなり軽減されると,思われます.



◎いびきも,よりひどくなると無呼吸症 (10秒間以上の呼吸停止の状態)に,  転化 する可能性を,秘めています.

◎いびき を,かく人の少なくとも,1〜2%には,※ 閉塞型無呼吸症が,有ると言われています.

※閉塞型無呼吸症候群とは,?

胸腹壁は,呼吸運動を行っているのに(上気道)鼻腔口気流に,何らかの物理的な圧迫が有り,気道を狭窄し いびきを発生させそれがひどくなると一時的に,無呼吸状態を引き起こしてしまう,本人が気がつかない結構,厄介な病気の事であります.

◎そしてそのメカニズムは,



閉塞型無呼吸が誘発されると,

→換気運動に一致した胸腔内圧の低下と睡眠時低酸素血症が進行→

→中枢神経へ,伝達→

→脳波上の一過性の短い覚醒現象を引き起こす→

→上気道筋の活動が高まる→
→閉塞型無呼吸,解除→  

→呼吸再開→  

→上気道の物理的な圧迫が始まる→

→また閉塞型無呼吸が始まる→

→以下,繰り返し.
 

上気メカニズムが,睡眠中に何回もくりかえされるようです.
そして,この一過性の覚醒現象によって,正常な睡眠構造が崩れ,睡眠が分断され,その代償機転として日中の過度の傾眠が生じると思われます.
その結果 社会的に問題になっている
勤務中の居眠り, 注意力散漫, 決断力の低下, 交通事故, 
パイロット, 電車, 船舶, 大形トレーラー, 等の操縦,運転に,携わっておられる方々は,特に要注意!!です.  

◎その他の影響
ここでは省かせて頂きますが,勿論 呼吸器や,循環系への影響も見逃せません

◎睡眠時閉塞型無呼吸症候群の歯科的治療

色々と書かせ頂きましたが,難しい事は,ご専門の先生方に,お任せすると致しまして.我々歯科技工士に出来る事を,お話いたしますと,

一言で言いますと
この上気道を物理的に圧迫している,犯人?を捕まえて更生させる事にあります .
その犯人とは?

\鼻腔
]アデノイド,ロ蓋扁桃,軟口蓋領域
^舌根部
の,3部位でありますが,我々が扱えるのは,]と^でありまして

特に舌根部が睡眠時,仰向けになった時,喉の奥に落ち込み,多くの場合は軟口蓋を巻き込んで,狭窄,閉塞起こしているようです.

そこでこの,犯人(特に舌根部)を厚生(元の位置に戻す)為,上下一体型のマウスピースや下顎の前後的位置が調節可能なハードタイプの上下一体型床などを用いて下顎を前方に引き上げ,気道の確保をしようとするもの,が,我々の目指す所でありまが,

睡眠と言えば誰しもが一番リラックスしやすらぎの時であります,そこでいくら治療の為とはいえ,上下をがっちりホールドしたり,複雑な装置を,口にはめられたのでは,患者さんにかなりの,負担が掛かり辛いのでは,?と,思っておりました.が今回 このドイツ,エルコデント社の
  “サイレンサー”
を知り,これなら上下別々のプレートをコネクターでつなぐタイプなので多少の遊びもあり,プレートも薄くシンプルで,患者さんも違和感無くリラックスしておやすみ頂けるのでは,と思い当ラボで,採用させて頂く事になりました.

長々と書きましたが,いびきで,おなやみのあなた一度おためしください!

またOSAS に携わっておられる先生方
宜しくお願い申し上げます.

〒532−0024
大阪市淀川区十三本町3ー5ー11ー202
デンタル クロスロード

築尾 嘉寿
tel. 06−6885−3429
E.メール crossroads202@msh.biglobe.ne.jp



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