8月31日
マクベス |
鹿野 章人 |
マクベス夫人 |
木村 智子 |
バンクォー |
井上 白葉 |
マクダフ |
大森 誠 |
マルコム |
塚田 堂琉 |
待女 |
山崎 郁子 |
医者 |
中西 勝之 |
従者・刺客・伝令 |
西 拓也 |
9月 1日
マクベス |
馬場 眞二 |
マクベス夫人 |
島田 美香 |
バンクォー |
山口 俊彦 |
マクダフ |
土師 雅人 |
マルコム |
清水 一弘 |
待女 |
平盛友佳子 |
医者 |
山根 春夫 |
従者・刺客・伝令 |
小田桐貴樹 |
解 説
-壮絶な人間悲劇- 「マクベス」
スコットランドのマクベスは勇猛な武将だった。強敵を打ち破ったので、喜んだダンカン王は、領地をふやしてやり、
その居城に泊まりにくる。その夜マクベスは王を暗殺して王位に就き、同僚のバンクォーを刺客に殺させる。
すべて魔女の託宣にそそのかされての区行だった。夫人はためらいがちな夫を励まし、区行を仕上げる。
だが祝宴の席上、バンクォーの亡霊を見たマクベスのこころに、自分の行為に対する恐れが生まれる。
バンクォーの子孫は王になると魔女はいった。バンクォーの子孫を逃がしてしまったことへの苛立ちもあった。
一方ダンカン王の息子マルコムと、マクベスに妻子を殺された貴族のマクダフはこころを合わせ、イングランド
の援助を得て攻め込んでくる。マクベスには魔女がいった、城は難攻不落、お前は不死身だという言葉しか頼る
ものはない。しかし魔女の言葉には意外な落とし穴があった。夫人は狂死し、マクベスは破滅する。シェイクスピア
は、マクベスの物語を、現実に通じる人間悲劇に仕上げた。
ヴェルディは英語が不得手だったから、イタリア語訳のみでシェイクスピアの世界に触れた。だが音楽による
造形の力は、この人間悲劇をオペラの世界で不朽のものにした。「マクベス」のドラマは、文学と音楽の二人
の巨匠が相打つドラマでもある。
雑喉 潤 (音楽ジャーナリスト)
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2002年 |
8月 |
31日(土) |
6:00PM開演 |
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9月 |
1日(日) |
2:00PM開演 |
神奈川県民ホール 大ホール |
総監督 |
永田優美子 |
指 揮 |
児玉 宏 |
演 出 |
ヴィンフリート・バウェルンファイント |
管弦楽団 |
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 |
合 唱 |
首都オペラ合唱団
慶應義塾ワグネルソサィエティー
男声合唱団OB有志
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主 催 |
首都オペラ
神奈川県民ホール
[財団法人 神奈川芸術文化財団]
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助 成 |
芸術文化振興基金助成事業
[財] 三菱信託芸術文化財団
[財] 花王芸術・科学財団
[社] 企業メセナ協議会認定
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協 力 |
森永製菓(株)鶴見工場
横浜湘南ロータリークラブ茜会
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後 援 |
神奈川県
ドイツ連邦共和国大使館
国際交流基金
神奈川県国際交流協会
葉山町・葉山町教育委員会
朝日新聞横浜支局・神奈川新聞
TVKテレビ
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芸術顧問・照明 |
奥畑 康夫 |
美 術 |
藤田 良勝 |
衣 裳 |
ベルリン・ドイツ・オペラ所有 |
舞台監督 |
徳山 弘穀 |
副指揮 |
諸遊 耕史
中橋健太郎左衛門 |
合唱指揮 |
若林 裕治 |
演出助手 |
柳亭 雅幸 |
衣装チーフ |
勝又 浩子・岡安サダ子 |
衣装助手 |
位田 和子・石田 明代
伊吾田美那子・金子 有子
清田 幸子・柴田 芳江
藤原 和子・松井寿々子
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通 訳 |
ヒールシャー恵子
松田 暁子 |
ヘアー・メイク |
篠崎 圭子 |
稽古ピアニスト |
長澤恵美子・深瀬 洋子
森 順子・山岸真紀子
山田いづみ
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制 作 |
永田優美子・平野美保子
平松 八樹
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制作助手 |
永田 絵美・大塚 樹美 |
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