9月2日
リッカルド |
内山信吾 |
レナート |
星野 淳 |
アメーリア |
田口由美 |
ウルリカ |
細見涼子 |
オスカル |
早河明子 |
シルヴァーノ |
山本竜介 |
サムエル |
月野 進 |
トム |
上田飛鳥 |
判事& アメーリアの召使い |
塩沢聖一 |
9月3日
リッカルド |
村上敏明 |
レナート |
工藤 博 |
アメーリア |
藤井直美 |
ウルリカ |
石野和佳子 |
オスカル |
小林実佐子 |
シルヴァーノ |
山本竜介 |
サムエル |
吉原裕作 |
トム |
飯田裕之 |
判事& アメーリアの召使い |
塩沢聖一 |
解 説
予言はなぜ現実となったか
アメリカ13州が独立するまで、大英帝国から任命されたボストン総督が、この地の
最高権力者だった。そのため反対派も少なくない。総督の命をねらう暗殺団もひそか
に動いていた。
総督リッカルドは、仮面舞踏会の招待者名簿に、アメーリアの名を発見して、心が
とどろく。アメーリアこそ道ならぬ恋の相手。しかも腹心の部下レナートの妻なのだ。
アメーリアもこの恋に悩み、郊外の女占い師ウルリカを訪ねる。その問答を変装した
リッカルドが立ち聞きしていた。ウルリカはいう。深夜、処刑場へ草を摘みに行けば、
すべてを忘れることができると。
アメーリアが立ち去った後、リッカルドは水夫として、運勢を占わせる。「あなた
は今夜、最初に握手する人に殺される」ということばをリッカルドは笑い飛ばす。そ
こへレナートがやってきたので、握手をかわし、自分は処刑場に行き、アメリアを
熱く抱擁する。
その場へ「暗殺団が近づいている。お逃げなさい」とレナートが急報する。リッカ
ルドはアメーリアにヴェールをかぶせ、レナートに護衛させて、自分は姿を消す。暗
殺団とのやり取りの中でヴェールが飛び、レナートは主人の逢い引きの相手が自分の
妻だと覚って驚き、激しい怒りに震える。翌朝、レナートは暗殺団の幹部に、自分も
加盟することを表明し、しかも下手人の役を買って出る。
やがて豪華な舞踏会。仮面をつけ、変装をこらした出席者が打ち興じているなかを、
レナートは小姓のオスカルからリッカルドの変装を聞きただし、登場したリッカルド
を襲う。瀕死の息の下から、リッカルドはアメーリアの潔白を告げ、レナートを栄転
させる辞令を示して死ぬ。
素材をスウェーデン国王暗殺事件にとり、忠臣の妻との不倫の恋が招いた悲劇を、
ヴェルディの音楽が鋭く造形していく。予言の不気味さより、人間の葛藤のすさまじ
さが、鑑賞する者の心に迫る。
雑喉 潤 (音楽ジャーナリスト)
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2006年 |
9月 |
2日(土) |
4:00PM開演 |
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9月 |
3日(日) |
2:00PM開演 |
神奈川県民ホール 大ホール |
総監督 |
永田 優美子 |
指 揮 |
岩村 力 |
演 出 |
三浦安浩 |
芸術顧問 |
奥畑 康夫
鹿野 章人
工藤 博
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管弦楽団 |
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 |
合 唱 |
首都オペラ合唱団
慶應義塾ワグネルソサィエティー
男声合唱団OB有志
慶應義塾大学日本女子大学混声
合唱団コールメロディオン有志
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主 催 |
首都オペラ
神奈川県民ホール
[財団法人 神奈川芸術文化財団]
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助 成 |
芸術文化振興基金助成事業
[財] 三菱信託芸術文化財団
[財] 花王芸術・科学財団
[社] 企業メセナ協議会認定
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協 力 |
NPO日本ヴェルディ協会
森永製菓(株)鶴見工場
横浜湘南ロータリークラブ茜会
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後 援 |
神奈川県・横浜市
神奈川県教育委員会
葉山町・葉山町教育委員会
朝日新聞横浜総局・神奈川新聞
tvk
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美 術 |
鈴木 俊朗 |
照 明 |
奥畑 康夫 |
衣 裳 |
小野寺 佐恵 |
音 響 |
関口 嘉顕 |
舞台監督 |
徳山 弘穀 |
舞踊監督 |
横井 茂 |
演出助手 |
江尻 裕彦 |
ヘアー・メイク |
篠崎 圭子 |
副指揮 |
諸遊 耕史
鈴木 彰久 |
合唱指揮 |
苫米地 英一
蛛@ 暁志 |
コレペティトゥーア |
長澤恵美子
森 順子
山岸真紀子
山田いづみ
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制 作 |
平松 八樹
平野美保子
永田 絵美
大塚 樹美
柳亭 雅幸
岡安サダ子
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