9月6日
フィリッポ二世 |
矢田部一弘 |
ドンカルロ |
所谷直生 |
ロドリーゴ |
伊藤和広 |
大審問官 |
山口俊彦 |
修道僧 |
吉原裕作 |
エリザベッタ |
藤井直美 |
エボリ公女 |
背戸裕子 |
デバルド |
下條広野 |
レルマ伯爵 王室の布告者 |
塩沢聖一 |
天の声 |
池田 操 |
9月7日
フィリッポ二世 |
飯田裕之 |
ドンカルロ |
内山信吾 |
ロドリーゴ |
工藤 博 |
大審問官 |
岩本貴文 |
修道僧 |
上田飛鳥 |
エリザベッタ |
木村智子 |
エボリ公女 |
小林由佳 |
デバルド |
中嶋周子 |
レルマ伯爵 王室の布告者 |
塩沢聖一 |
天の声 |
池田 操 |
解 説
大作「ドン・カルロ」
1867年のパリ万博のため、パリ・オペラ座で初演されたときの「ドン・カルロ」
は5幕9場もあった。バレエあり、大合唱ありのフランス・グランドオペラの形式だっ
たからである。今回は4幕と、かなりスリムになったが、ヴェルディの最高傑作であ
ることに変わりはない。
16世紀の後半の西ヨーロッパを、いまのユーロ世界から類推すると、わけがわから
なくなってしまう。映画の「エリザベス・ゴールデンエージ」のすぐ前、そこに君臨
するのは、無敵艦隊を持つスペインの国王フィリッポ2世。ドン・カルロはその王子である。
そのころドイツに起こった宗教改革は、スペインの領地だったフランドルに波及し
た。フランドルでは独立運動も盛んになったが、フィリッポ2世は徹底した血の弾圧
を敢行し、反動の大立て者として恐れられた。
しかもこの王は王子の許嫁のフランス王女エリザベッタを、両国親善のためと称し
て、強引に自分の王妃にしてしまう。王子ドン・カルロは一度パリ郊外のフォンテン
ブローの森で彼女を見そめてから激しく恋していただけに大ショックだった。しかし
ドン・カルロの親友の貴族ロドリーゴは、もはや王妃となった人への不義の恋はあき
らめ、自分といっしょにフランドルの宗教改革運動を推進しようと、堅く熱い友情を
呼びかける。
スペイン宮廷に仕えるエボリ公女は、ドン・カルロを恋しているが、あるときヴェー
ルをかぶった公女を、カルロが王妃と間違えて恋の告白をしたため、カルロは不義の
秘密をにぎられてしまう。このエボリは国王とも不義をはたらくしたたかな女である。
国王は王妃を疑い、王子を疑い、ロドリーゴをも疑って暗殺してしまう。追いつめら
れたドン・カルロはどうなるのか。今回の演出の腕の見せ所であろう。
雑喉 潤 ―音楽ジャーナリスト―
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2008年 |
9月 |
6日(土) |
4:00 PM 開演 |
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( 3:15 PM 開場 ) |
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9月 |
7日(日) |
2:00 PM 開演 |
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( 1:15 PM 開場 ) |
神奈川県民ホール 大ホール |
総監督 |
永田 優美子 |
指 揮 |
岩村 力 |
演 出 |
三浦安浩 |
芸術顧問 |
奥畑 康夫
工藤 博
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管弦楽団 |
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 |
合 唱 |
首都オペラ合唱団
慶應義塾ワグネルソサィエティー
男声合唱団OB有志
慶應義塾大学日本女子大学混声
合唱団コールメロディオン有志
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助 演 |
赤い靴児童劇団
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主 催 |
首都オペラ
神奈川県民ホール
[財団法人 神奈川芸術文化財団]
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助 成 |
芸術文化振興基金助成事業
[財] 三菱信託芸術文化財団
[財] 花王芸術・科学財団
[社] 企業メセナ協議会認定
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協 力 |
森永製菓(株)鶴見工場
横浜湘南ロータリークラブ茜会
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後 援 |
神奈川県 ・ 横浜市市民活力推進局
神奈川県教育委員会
葉山町 ・ 葉山町教育委員会
朝日新聞横浜総局 ・ 神奈川新聞
tvk
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美 術 |
鈴木俊朗(東宝舞台) |
照 明 |
奥畑 康夫 |
衣 裳 |
小野寺佐恵(東京衣裳) |
音 響 |
関口 嘉顕 |
舞台監督 |
徳山 弘穀 |
舞踊監督 |
横井 茂 |
演出助手 |
稲山明子
柳亭 雅幸 |
ヘアー・メイク |
篠崎 圭子 |
副指揮 |
諸遊耕史
鈴木彰久 |
合唱指揮 |
小屋敷 真
蛛@ 暁志 |
コレペティトゥーア |
長澤恵美子
森 順子
山岸真紀子
山田いづみ
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制 作 |
平松 八樹
平野美保子
永田 絵美
大塚 樹美
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