網走

 知床半島の入口にある網走は流氷観光で有名な町です。流氷ときいて網走の名前を思い浮かべる人も多いと思います。
 流氷のビューポイントとしては、北浜駅、二ツ岩周辺、能取岬などがありますが、観光砕氷船・オーロラに乗り、海の上から流氷を間近に眺めて見てみました(2月27日)。

 オーロラの運行ルートは流氷の状況により変わります。流氷が沖合いにしかなければ沖合いまでの、逆に港内にまで流氷が入ってきていれば港内のみの運行になります。その中間のときもあります。
 すでにこの時期オホーツク海は流氷で覆われていて、ところどころわずかな割れ目があり、そこから海面がのぞいていましたが、大氷原のようです。このような流氷の状況なので、僕らが乗った船は網走港内及びその周辺を2周ほどしました。網走港出口付近は写真のような感じです。このように一面の氷原を砕氷船が、まさに氷を砕きながら進みます。砕氷船が割った氷が倒れたり、ぶつかったりする様は、間近で見るとかなり迫力があります。ただし同じところを2周する感じだったので、後半は多少あきてしましたが。
 しかし運がいいことに、流氷の上に佇むオジロワシを見ることができました。親子かつがいかわかりませんが2羽いました。また。このあと防波堤の方へ飛んで行く姿も見れませた。船内の放送でもオジロワシがいることを知らせてくれましたが、「オオワシ」と間違っていました。それに放送のタイミングも遅く、近くに寄ることも、その場にしばらく止まることもありませんでした。やはり自分で注意しているしかありません。


 また船内の設備は充実していて、売店・トイレは当然有り、座席も余裕があります。1等席というのも有りますが、船底部の席は船内からでも流氷を間近に見れますし、デッキにもすぐ出れるのでおすすめです。ただし、沖合いにまで出るときは遠くの景色が見やすい上部の席の方が良いかもしれません

 観光砕氷船・オーロラ/所要1時間、3000円。うるさいツアー観光のおばさんと一緒になる覚悟がいる。


流氷のビューポイント

・北浜駅

 釧網線・北浜駅はオホーツク海に一番近い駅として一時有名になったことがある。駅のホームから流氷のオホーツク海が見られる。無人駅なので出入りは自由。線路に降りて海岸まで行くこともできます。流氷の上に乗ると危険の旨が書かれた斜里駅長の看板がある 網走から15分、250円

・二ツ岩周辺

 流氷の天使・クリオネの見られる水族館がある。水族館前の海岸から流氷が見られる。 網走駅からバス10分250円、1日7便。砕氷船乗り場からのバスも網走駅経由で二ツ岩まで行く。また能取岬行(のっとりランド行)のバスも止まる。

・能取岬

 オホーツク海に突き出した能取半島の先端の岬、知床半島などの展望がきく。運がよければトドやアザラシが見られることもあるらしい。 網走駅からバス20分、540円、1日4便。
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 昼食はバスターミナル近くの底曳という和食料理店で食べました。昼食としては珍味定食・刺身定食(ともに1800円)が有り、ご主人がポリシーを持っていて良い食材しか使わないのでおすすめです。この時期安いカニはロシア産なので、根室から取り寄せるためカニは予約した客にしか出さないそうです。また刺身定食の鮭もますのすけを使っています。

   ウトロ      羅臼  
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