オーロラの運行ルートは流氷の状況により変わります。流氷が沖合いにしかなければ沖合いまでの、逆に港内にまで流氷が入ってきていれば港内のみの運行になります。その中間のときもあります。
すでにこの時期オホーツク海は流氷で覆われていて、ところどころわずかな割れ目があり、そこから海面がのぞいていましたが、大氷原のようです。このような流氷の状況なので、僕らが乗った船は網走港内及びその周辺を2周ほどしました。網走港出口付近は写真のような感じです。このように一面の氷原を砕氷船が、まさに氷を砕きながら進みます。砕氷船が割った氷が倒れたり、ぶつかったりする様は、間近で見るとかなり迫力があります。ただし同じところを2周する感じだったので、後半は多少あきてしましたが。
しかし運がいいことに、流氷の上に佇むオジロワシを見ることができました。親子かつがいかわかりませんが2羽いました。また。このあと防波堤の方へ飛んで行く姿も見れませた。船内の放送でもオジロワシがいることを知らせてくれましたが、「オオワシ」と間違っていました。それに放送のタイミングも遅く、近くに寄ることも、その場にしばらく止まることもありませんでした。やはり自分で注意しているしかありません。
観光砕氷船・オーロラ/所要1時間、3000円。うるさいツアー観光のおばさんと一緒になる覚悟がいる。
昼食はバスターミナル近くの底曳という和食料理店で食べました。昼食としては珍味定食・刺身定食(ともに1800円)が有り、ご主人がポリシーを持っていて良い食材しか使わないのでおすすめです。この時期安いカニはロシア産なので、根室から取り寄せるためカニは予約した客にしか出さないそうです。また刺身定食の鮭もますのすけを使っています。