普通にカヌーをすると言うこと
 
普通の教程通りカヌーを習い、普通の状態で自由にアウトドアで遊んでいます。ということについて、誤解される読者がおられるようなので補足説明を加えます。

あまり健常者と障害者というような言い方をしたくないのですが、本文に書いてありますように、私たちは障害の有無に関係なく健常者と同じスクールに参加して、健常者と同じ教程で講習を受けています。つまり、健常者の中に混じってカヌーを習っています。そして、健常者がそうであるように私たちもスクールで基礎的な技術を習得した後は、好きなときに川や海へ行って、自由に遊んでいます。

私たちが参加しているスクールは、障害者のために開かれるスクールではありません。場合によると健常者の中に障害者が一人参加していることもあります。しかし、本文にありますように、障害に対する物理的な配慮は私たちが出来る範囲ではありますが、十分になされています。

読者は、「なぜ障害者だけを集めて、障害者のためのスクールを開かないのか?」と言う疑問を持たれるかも知れません。

確かに障害者にとって、そのような環境は参加しやすいものです。しかしそれは自ら、障害者と健常者の間に垣根を作ることになりませんか? 障害者のためのスクールが開催される日にだけしか参加できないじゃないですか? 普通に遊ぶと言うことは、私はそういうものじゃないと考えます。 好きなときに、気の向いたときに気ままにやれるのが遊びじゃないでしょうか? 「いついつの何時からどこそこへ行って」というのは、行事なんですよね。

夢人島のカヌー活動の中にボランティアという立場があるとするなら、それは、障害者が障害を意識しないで、自由に遊べる環境を作り出すこと。そして、障害のために生じる物理的な障壁を排除するための技術や、用具を開発するほかにないと思っています。

これを読んでおられるあなたが障害者なら、私たちに「少しの勇気」を提供して下さい。私たちはあなたに「少しの工夫と環境」をさしあげましょう。 きっといい仲間になれると思います。

※追記
と、上記のような思想から『俺はイベント屋じゃないっ!』と公言してはばからなかった鈍ですが、実際には障害が重度であったり、経済的な理由から、一部の人は普通に遊ぶということが出来ないことも事実です。
そのために、そういう方々を対象にかわせみ河原の仲間の助けを借りて、年に一度だけですが『ともに遊びともに食べよう』と、カヌーとバーベキューを楽しむイベントを開催していましたが、予算不足のため現在は活動を停止しています。

 
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