カヌー遊びはしてみたいけど

よくある質問
カヌーってどんなもの?
泳げないけど大丈夫?
艇もウェアも持ってないけど平気ですか?
カヌーに乗るとき、義足はどうするの?
片脚で上手にできますか?
河原で、トイレや着替えはどうするの?
どこでスクールをやってるの?
行ってみたいけど、開催予定と参加費は?
工事中実際に参加した人の体験談を聞きたいなぁ

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カヌーってどんなもの?
日本では、とひとまとめにして「カヌー」と呼んでいますが、大まかに分類すると、カヌーと言うものとカヤックというものと2種類に分けることが出来ます。
いろんな区別の仕方を言われていますが、片側にブレードの付いたシングルパドルという「櫂」で、漕ぐものをカヌー。両側にブレードの付いたダブルパドルで漕ぐものをカヤックと呼びます。どちらにも共通して言えることは、前を向いて漕ぐことです。
カヤックというのは、イヌイットが乗っていた獣骨に獣皮を張った北方系の小舟を原型にした艇で、概ね船体全体が閉じた、クローズドデッキタイプをしています。一般にこの種の艇をカヌーと思いがちですが、正確にはこれはカヤックなのです。
カヤックは、艇のデザイン上、いったん艇に乗り込むと、外見では下肢障害者であることはわかりません。夢人島初心者講習会で使われている艇も、主にこの艇です。
南方系の丸木舟、カナダのインディアンが乗っていた樹皮を張った艇を原型にした艇をカヌーと呼んでいます。特に区別して、カナダ系のカヌーを「カナディアン・カヌー」といいます。カヌーは、ボリュームと安定感のある艇が多く、沢山の荷物を運べるため、キャンプ道具などを乗せて何日もかけて長い川を下ったり、湖を旅するツアーに使われることが多いようですが、写真のように、エアバッグを乗せて激流に乗り出すこともできます。
大きく分けて、二つの系統の艇があることはおわかりいただいたと思います。この二つの系統はさらに細分化して、用途によって様々なデザインが施されています。それらがどのようなものなのかは、ここで述べなくてもだんだん分かっていただけると思います。


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泳げないけど大丈夫?
大丈夫です。初心者講習会は、流れのない清流でしますから、ほとんど転覆するというようなことはありません。また、仮に転覆しても安全なように、ライフジャケットとヘルメットは必ず着用してもらいます。ですから、たとえ泳げなくても平気ですよ。ライフジャケットの浮力でイヤでも浮かんでいますから、待っていれば仲間が引っ張って岸に上げてくれます。

ライフジャケットの浮力を確かめる参加者

不幸(?)にして沈をしてしまった参加者
それでも、「あんな閉じこめられたような艇に乗っていて、本当に脱出できるの?」。そんな疑問を持たれるかもしれません。それは大丈夫。講習会では、水上に出る前に、『万一「沈」(沈没のこと)した場合』を想定して、「沈脱」(沈没した艇から脱出すること)の方法を教えます。

私の経験では、講習会での沈脱所要時間の平均は2秒くらいです。長くて3・4秒。それと、「夢人島初心者講習会」では、一流プロと提携しています。もちろんプロですから、レスキュー技術に長けているわけで、他にベテランカヌーイストもいますし、まず、事故の起こるような要素はありません。

とかく、カヌーは危険な遊びだと思われがちですし、実際に事故が起こったことが報道されますね。亡くなった方には申し訳ないのですが、あれは例外なく、きちんとした安全対策をとらなかったことに起因します。たとえば、ライフジャケットを着けてないとか、初心者だけで急流に乗り出すとか、急流があったときに偵察をして安全を確かめなかったとか、そういったことが事故原因のほとんどです。
私たちのスクールでは、そういう危険回避の知識まで含めた講習をしています。


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艇もウェアも持ってないけど平気ですか?
平気ですよ。最初のうちは買う必要はありません。
必要な、艇・パドル・ライフジャケット・ヘルメットは、スクール主催者が準備します。
自分で準備するのは、乗る艇のときのウェアだけです。
初心者講習会は、全く初めての人か、ごく初心者が対象になります。当然カヌー用のウェアなど持っていませんから、開催時期を夏に集中していますので寒いと言うことがありません。普段着の中から次のものを準備してください。
水着: 普通の生活をしていると、水に強いポリプロピレンなどの肌着を持っていませんから、男女とも肌着の代わりにします。
Tシャツ: 水着の上から羽織ります。猛暑の季節を除いて、出来るだけ木綿を避けてポリエステル、ナイロンなどの化繊のものを選んでください。木綿は吸湿性があり、いったん濡れるとなかなか乾かず、乾くときに気化熱で体温を奪い、夏でも寒いものです。
短パン: 同じく水着の上からはきます。もし、断端を隠すなどのため長いパンツをはくようでしたら、ナイロン製のトレーニングウェアのズボンがいいでしょう。Gパンは、濡れるとゴワゴワで乾きも遅く最悪です。
運動靴: 底の薄い、柔らかいものを選んでください。たとえば学校の上履きのような、安いものが適します。高級品ですと、どうしても底が厚くなり、やりにくいです。サンダルは、カヌーには適しません。
乗艇の時と行き帰りのウェアは別にしてください。沈をしなくてもカヌー遊びをすると濡れてしまします。下着から靴まで一式着替えを準備してください。

左の写真が一般的な夏のウェアです。


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カヌーに乗るとき、義足はどうするの?
基本的には、危険防止のため義足は外します。しかし、下腿義足の場合は水に強いタイプなら装着したまま乗艇しています。
後述しますが、講習会の場所は水際まで車が入れられます。また、義足の保管・着替えなどのために立てるテントも水際ですから、義足を外していてもそれほど歩行が困難と言うことはありません。
外した義足は、テントの中に保管します。着脱もテントの中ですが、ロッジ型の大きなテントで、中にイスやシートを用意しておきますから、股義足の人も容易に着脱が出来ます。


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片脚で上手にできますか?
出来ますよ。少なくとも下肢切断の場合、初心者講習会で使っている河原なら、ほとんど流れのないところですから、なんの問題もありません。
ただ、あなたがもっと上級コースに進みたいというなら、それなりの工夫が必要であることも事実です。先に述べました「少しの工夫」というのは、このことを指しています。
下の図を見てください。これは、股離断の人が艇をグリップするための工夫です。グリップというのは、両足を使って艇と身体を一体化させ、強い流れの中などで安定を図る方法ですが、片脚ではうまくできないため、このような工夫をしてみました。このような、工夫をすることで、健常者と同レベルの技量が発揮できるのです。


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河原で、トイレや着替えはどうするの?
●着替え
写真上の後方のロッジ型テントが、スクール開催日に「夢人島」が設営したものです。参加者は、この中で着替えや義足の着脱・保管をします。中は、人が直立できるだけの高さと、充分な広さがありますから大丈夫ですよ。
●トイレ
1997年の春、「埼玉県立・川の博物館」建設にともない、川原に隣接した公園にコテージふうの新しいトイレが出来ました。むろん車椅子対応になった水洗です。スクール開催時には、休憩時間に車を出しますから、歩きにくい河原を歩いて行くというようなことはありません。
●スクールではなく、「自由に遊ぶ日」や、全く個人的に遊ぶときには、もっと小さな「着替え専用テント」も保有していますから、それを使います。いずれにせよ、義足とか着替えと言ったことについては、充分に配慮しています。


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どこでスクールをやってるの?
埼玉県寄居町・荒川の玉淀河原、通称「かわせみ前」です。
●車の場合(関越練馬から、約30分)
 ◆さいたま川の博物館を目指して来てください。
●関越道を花園インターで国道140号線、秩父長瀞方面に出る。
●140号へ出て5分ほど走ると、川越街道(国道254号)がトの字型になって、玉淀大橋北詰交差点で140号にぶつかっている。前方に歩道橋があって、その手前を、小川町方面に左折する。
●左折すると、すぐに橋(玉淀大橋)がある。その橋を渡る。
●橋を渡りきったところに信号があるから、その信号を左折する。
●左折すると、細い道である。その道を道なりにまっすぐ進むと、道路はイの字型に、やや大きな通りに突き当たる。
●突き当たりにあるのが「町営保養センター、かわせみ荘」。そこを左折する。
●道路は下りになる。かわせみ荘を右に見ながら坂を下ると、左側に河原へ降りる道があるのが分かる。
●河原へ降りたら、左折するような形で上流側へ進む。正面に先ほど渡った「玉淀大橋」が見える。
●橋の上流側、ほとんど橋の下あたりが、通常、スクールの会場になります。スクール開催日には「夢人島」の横断幕等、目印になるものを掲げますから、それを目標に来てください。
●2WD車で河原に入る場合、スタックに注意してください。
河原に一部砂がフカフカになったところがあります。こういう砂場状態になっているところに踏み込むと、車輪が埋まって動けなることがあります。もし、運悪く埋まって、「車輪が空回りしてる」と思ったら、いち早く車を止めてください。いったん埋まった車輪は、回せば回すほど深くはまり、出しにくくなるものです。 「埋まったら自力で動かそうとしない」これが原則です。
埋まったら、直ちに車を止めて付近の人に「押してください」と、声を掛けてください。浅く埋まった車は、押せば簡単に出せるのですから。


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行ってみたいけど、開催予定と参加費は?◆
開催は、川の増水等により予告なく中止・変更される場合があります。
先述のように、イベントではありません。ですから、いついつと言った決まった日はありません。通年いつでも、あなたの都合の良い日にお申し込み下さい。別途相談します。
未経験者および初心者
一日につき一人9千5百円(カヤック講習)
参加費には、艇一式のレンタル料・昼食費・旅行保険料等が含まれています。
ボランティアについて
大変恐縮ですが、参加費不要のボランティアの募集はしていません。艇をお持ちでない初心者で、ボランティア参加をご希望の方は、普通の参加者としてお申し込み下さい。「みんなが同じレベルで、同じように遊ぶ」というのが、私どもの基本理念ですので、ご了承下さい。
経験者で、艇を持っておられる方は、私たちと同じ立場でスクールの周辺で自由に遊んで下さい。そんな中で「手助けが必要かな?」と思われるとき、ちょっと手を貸して下さい。
そして、ツアーの時には、いっしょに川を下って下さい。レスキューやインストラクターの任にあたっていただければ幸いです。
●申し込まれる場合、メールに次のことを記入してください。
 ・参加希望年月日
 ・保険加入に必要です。氏名 生年月日 性別 郵便番号 住所 電話番号を記入してください。
 ・天候や増水などで予定を変更する場合があります。
  自宅以外に連絡場所があるなら、その名称、所在地、電話番号などを書いてください。
 ・また、物理的な配慮が必要になるかもしれません。
  支障のない範囲であなたの障害のことを詳しく書いておいてください。
申し込みは、夢人島編集室へ

donki@muc.biglobe.ne.jp

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