カヌー初心者講習について

はじめに

このコーナーでは手足を失った人がカヌーを中心としたアウトドア遊びをするための工夫とか、実際にそれを楽しんでいる人の情報を提供します。流行のアウトドア遊びはしたいが「義足では」などと考えている人は是非読んでいただきたいと思います。あなたの参考になれば幸いです。
さて、いま私にとって最大の趣味、あるいは自分のライフワークでもあるカヌーについてです。

こうして、パソコンの前に座ってこれを書き始めてみると、1991年の夏、その当時目黒の坂の途中にあったMOC事務局東京を汗をかきかき訪れたたことが思い起こされます。それは、8月4日だったと記憶しています。この日、事務局に田口利幸氏がおられたことは、私にとって幸いであり、関東地方の障害者カヌーにとっても一つの転機でありました。

私たちは、「障害者が社会で普通に暮らせるのが理想なら、遊びだって同じにしたい」と、常にこの考えで活動をしてきました。ですから、このページ全体にわたって、私は一部を除いて、「障害者のための」という書き方はしません。読者各位におかれましては、「常にこの遊びには障害者が混じっているのだ」ということを念頭に置いてごらん下さい。

私たちは仕事だって、遊びだって普通にしたい。特別な「障害者のための」でなく、障害を持たない人と同じように遊びたい。遊んでもらいたい。そんな思いから、普通の教程通りカヌーを習い、普通の状態で自由に河原で遊んでいます。(補足説明参照)私たちにはボランティアという立場はありません。障害の有無などと言うものに関係なく、全員が仲間です。
とにかく、荒川の玉淀河原へ遊びに来てください。誰でも仲間として、いつでも思いついたときに自由に遊べる環境が出来ています。

なお、初心者講習は、一流スクールと提携して通年開催しております。また、初心者講習を終えた方は、その人の技量に応じて、各地で開催されるレースやツアーに参加できます。 

予備知識

カヌーはけっして危ない遊びではありません。まして、初心者講習会の開催場所は川とはいえ、瀞場になった池のような場所です。
そして、関東随一の障害者カヌーの実績を誇る、モンベルやカヌーテと、夢人島が協力して実施します。むろん、レスキュー体制も万全です。障害をもった方もそうでない方も同じ教程で、同じように受講します。
もちろん、障害に起因する物理的な障壁排除については、十分配慮しています。一部の団体のようにそのことが参加費に加算されるようなことはありません。障害者も健常者もまったく同じです。安心してご参加ください。
開催日
基本的には通年開催しますが、初心者の場合、5月から9月の間の暖かい時季がよいと思います。土曜日・日曜日と国民の祝日の、午前10時から午後3時ころまで。
詳しい日程は、当事者間の都合を話し合って別途取り決めます。
●開催場所
埼玉県寄居町、通称「かわせみ前」河原。
昼間はカヌー、夜はキャンプ。それぞれ自分にあったアウトドア体験が出来る、素晴らしいフィールドです。
関越自動車道、花園下車約10分。または、東武東上線鉢形駅下車、徒歩約15分。
参加者には、別途ご案内します。
●昼食
初心者講習会は、基本的に昼食付きです。
何が出るか? それはそのときのお楽しみ。
ソトメシは、何を食っても美味い! ご期待あれ。
●服装
季節によって違いますが、濡れてもかまわない服装でおいでください。また、濡れても乾きの早い化繊か羊毛のものが適しています。
体験スクールは、静水でしますからほとんど沈没することはありませんが、万が一に備えて、着替えを一式準備してください。(靴から下着に至るまで)
河原は思いの外寒い場合があります。セーターなど、一枚余計に持ってきて下さい。
底の柔らかい、濡れてもいいような靴が適しています。例えば運動靴のような。
メガネ
メガネをかけている方は、メガネバンドを。コンタクトレンズの方はスイムゴーグルを準備してください。万一水にはまったらメガネを紛失します。
●ことのついで
ことのついでで大変失礼ではございますが、一言ご挨拶を申し上げます。
私が、当日お相手をする宝亭鈍騎でございます。
私め、この夢人島の管理人をしておりまして、根っからのアウトドア人。「限りなく本物に近い」などという噂もちらほら聞こえて参ります。
この「カヌーの活動」、生涯を通して長く続けて参りたいと思います。どうぞ、よろしく御協力くださるようお願いします。
●その他
わからないことは、宝亭鈍騎までメールでお問い合わせください。

donki@muc.biglobe.ne.jp