アメリカザリガニ
カニという名がついているが、淡水エビである。
1930年に、アメリカから鎌倉市岩瀬に移入されたものが、土着して広がったとされている。本州以北にはいないらしい。
体長10cmくらい。湖、沼、池、田圃などに穴を掘って生息し、水田においては稲の苗をちょんぎる、畦に穴をあけるなどを悪さをするため、害虫(?)の扱いを受けて、農家はその駆除に難渋している。

ガキの頃、これを釣って遊んだ人は多いと思う。
東京界隈では、これを「まっかちん」などと称した。また、単に「ざりがに」ということもあるが、在来種のザリガニとは別種である。(日本のザリガニはほとんどいなくなった)

もともと、食用として移入されたものであり、美味だといわれている。
筆者はこれを食った経験がないが、フランス料理のスープの材料などに利用するため、近年になって手賀沼(千葉県)界隈で養殖に乗り出し、財をなした人がいるという噂を聞いた。

淡水に棲むエビやカニ類は、肺ジストマの中間宿主として知られている。試食する場合には感染しないよう、万全の注意を払われたい。


2004年12月9日に読者の方から、以下のご意見を賜りました。

アメリカザリガニの日本のルーツは鎌倉市岩瀬ではなく大船で、食用目的の輸入ではなく、食用カエルの餌として20数匹、カエルと一緒に輸入されたというのが現地在住の当方どもの認識なんですが・・如何なものでしょうか?


仕掛け・釣り方
●竿
古い釣り竿か竹の棒でよろしい。
篠竹を切り出すか、真竹の枯れたのを拾ってきて利用するといいでしょう。
このために竿を買うなどという、無駄遣いをしないようにしましょう。

●道糸
白の木綿糸。縫い糸は細くて扱いにくいから、凧糸を利用しよう。
道糸の長さは、竿の長さより30cmくらい長くしておく。

●餌
餌のスルメを直接道糸に結びつけておく。
この釣りには、釣り針を使用しない故に、お子さま向きの釣りなのである。
●釣り方
アメリカザリガニは、いればすぐに簡単に釣れる。
ここぞと思うところに、仕掛けを振り込むと、臭いにつられたザリガニは、すぐに飛びついてくる。。
道糸を見ていると、「つつつつ」っと糸が横に動いて行く。ザリガニが餌に抱きついて運んでいるのだ。このときに、普通の魚釣りのように、急に引き上げてはいけない。
静かに、ザリガニを誘うように水面近くまで引き上げる。そして、水面を滑らせるように、引き寄せてきて、構えた玉網の中へ誘導し、玉網ですくい上げる。
ザリガニは、玉網の中に誘導するのであって、寄せてきたザリガニを玉網ですくおうとすると、驚いて逃げてしまう。(玉網の中にザリガニが入るまで、網を動かしてはいけない)