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Question
初めまして,大阪府下在住の46歳の男性です。
初めてメ−ルを送ります。文章の下手な点お許し下さい。

私は昨年の春,事故(交通事故ではありません)で右足のリスフラン関節を切断しました。またその際、足の裏と甲の皮膚も失っています。足首の関節は、少々硬くなってしまいましたが正常です。

大阪府下の総合病院で足の踵部分をソ−ガイ固定により皮膚を移植し、足の裏、甲の部分は、お尻の皮膚を移植し、昨年の10月に退院しました。

しかし、退院後の経過があまりよくありません。と言うのは、移植した皮膚がすぐに破れるのです。現在までに3度,同じ事の繰り返しです。一度破れると,その傷の深さにもよりますが、皮膚が再生するのに約一ヶ月かかります。

退院して約九ヶ月が過ぎますが,殆ど歩行できない状態です。このままでは社会復帰もできません。そこで、私の主治医の紹介で、某大学病院の形成外科医の診察を受けたところ、やはり現在の状態では日常生活はおろか社会復帰もできないだろうとの事でした。

再手術をして、足の裏に神経、血管そして厚い組織を移植すれば、必ず歩行できるようになるとのことでした。そして今、再手術をすることを決心したのですが、再度皮膚移植をするのか、それとも、膝下を10cm程残して切断するのか迷っているのです。

整形外科のドクタ−によると、現在の義足はすばらしく性能がよいので機能のみを考えると、絶対切断した方がよいと言われました。

そこで私の相談なのですが、現在足を切断されて義足をお使いの方々は、義足を使っている上で不便なこと(足の痛み等)は、どの様なことか入浴時には、どうされているのか、車の運転はどうされているのか義足が足に馴染むまでどれくらいの期間が必要なのか、お聞きしたいのです。

切断すればもう元には戻りません。しかし、マラソンも出来るようになると言われました。マラソンをするつもりはありませんが、それ程の機能があるなら、十分な日常生活が送れるのではと思い、現在半分以上切断の方に気持ちが傾いています。

一生の問題なので、慎重に考えています。先輩諸氏の意見を、お聞かせ下さい。安普請はしたくありません。宜敷お願いします。
Answer
私も過去に医師から切断の部位について相談を受けた事があります。
 確かに見た目にスムーズに歩いているように見える本人の努力も必要ですが、PTB義足などに装着できる切断にするか、義足の格好が悪くとも、「私は立位で不安定な立ち方になるかもしれませんが、風呂場でなんとか立てるような切断にするかを患者さんと医師で話し合いをして下さい」と答えたことがあります。
 私としては「長断端にはこの部品  中、短断端にはこの部品なんかを使おうと思います」と言って患者と医師に話しをしたと記憶します。
 出来れば その病院に出入りしている義肢装具の方の話しも聞いたほうがいいとおもいます。

今回は難しいご質問がありましたね。
私自身は切断障害者ではありませんが、少し思うところがありますので、以下に意見を述べさせていただきます。

皮膚移植か切断かでお困りのようですが、私は皮膚移植されたほうが良いと思います。
なぜかといいますと、どんなに発達した補装具も、人間の自然の機能に勝るものはないからです。
足首の関節は正常とのことですので、それをみすみす捨ててしまうのはもったいないと思います。
義足も、あつらえてすぐに使えるものではなく、かなり履きこなす練習が必要です。経験者のかたの話を聞いても、最低数ヶ月は訓練が必要でしょう。
私の偏見かもしれませんが、健康な人には「補装具を使いこなす」という概念がない人が多いように思われます。どうも、「義足をつければすぐに健常者と同じように歩ける」みたいに、安直に短絡的に言う人が多い気がします。
とりあえず、皮膚移植をされてみて、それでもどうしてもだめなら切断されてはいかがでしょう。
社会復帰も大事ですが、身体あってのことですから、あせらないでください。
切断とか義足は最後の手段だと思います。

はじめまして。メールを拝見しました。

私は27才の女でして、左足大腿切断の障害を持っています。

事故にあったのは5年前です。最初は残す方向で話が進んだのですが、最終的には膝がダメな状態なので、膝上の切断となりました。そして、スグに仮義足を作って歩行訓練もして退院したんです。

車の免許を持っていなかった私は、切断してから車の免許を取得しました。オートマチックなら左足が残っているなら何ら改造の必要もなく教習所も普通の人と同じ教習所で免許を取る事が出来ました。ただ、ハンドルがぶつかってしまうので、教習の時には義足は着用していませんでした。

免許を取得して、車もハンドルが上下するような車を購入。しばらくは何ら問題なく運転していたのですが、ある日、ブレーキの後ろに義足が入り込んでしまい、ブレーキがきかずに追突事故を起こしてしまいました。それ以来恐くて義足は二度と着用していません。
ただ、私の場合は大腿切断なので、膝が残る場合とは義足の形がかなり変わってきますので、これはなんとも言えません。

しかし、私は義足には否定的です。役にたたない無用な物だとしか考えませんでした。普段の歩行も松葉杖で行っています。でも、最近は就職活動を初めて、電車通勤が出来ない事が大きなネックとなり、義足を作る決心をしました。

装具屋さんに行き、そこでリハビリをやっている人のお話を聞いたり歩く姿を見ているウチに、ますます義足という物がほしくなってきました。だって、松葉杖を使用して歩行するという事は、両手がふさがってしまうから、傘はさせないし、荷物も持てないのです。しかも滑りやすい所だとバランスが悪く良く転倒してしまうんですよね。
装具屋さんでお会いした方々は「今では義足のない生活など考えられない」と口々に言っていました。

私も切断した当初は皮膚の状態が非常に悪く、ただはめるだけの義足しか作る事ができなかったのですが、5年もたった今なら当時よりは良い義足が作れそうです。私も1から始めると一緒の事です。自分の目で見て、色々な話を聞く事が一番良いと思いますよ。

自分自身が一番最良とおもえる方法を歩んで下さい。

私は、去年の夏に左足大腿切断を行ったものです。急性心筋炎から左足壊死を併発し、生をとるか足の切断をとるかで、こうなってしまいました。

私は、二十日間ほど意識がなく、その間の出来事だったので、後悔もイラだちもありませんでした。
今年の1月から仮義足を装着し、9月ぐらいには本義足になるか?っていうところなのです。

お話を伺って思うことは、まず切断してしまうともう、もとの足はなくなってしまうことです。でも、満足に歩けるようになるには、切断のほうが早いのも確かでしょうね。

大阪の長居にある身障者スポーツセンターに行ったときのことですが、膝下からの義足装着の方々は、歩行感もまったく健常者と変わらないのに驚きました。私は膝がないので、まだゆっくりとしか歩けないェ、膝下義足の方は、まったく普通でした。

個人的な意見としては、移植でめどが立つのであれば、それをトライすべきでしょうし、今までの経過からして、望みが薄いなら切断をとるべきでしょう。

私は、外に出るときは義足を装着、家の中では、松葉杖で義足なしで歩いています。家自体、市営住宅の3DKで、それほど広い家でもないので、このやりかたで不便は感じていません。

切断前と変わったことは、靴を履くために玄関に折りたたみの椅子を置いたことと、風呂に入っての湯舟につかるときに、風呂蓋に腰掛けて、尻を支点にクルッと回って、風呂に入ることでしょうか。たぶんこの二つは、膝下義足でも変わらないことなのでしょうね。

車の乗り降りなどは、不便はそれほど感じていません。 運転するのは右足があるので問題なしです。右足が悪い場合は、車両改造が必要になるのでしょう。ハンドルにアクセル・ブレーキをつけるような。

私は31歳で、まだ独身です。 もし、そちらでご家族がいらしゃるなら、よく相談された上でご決断をされるよう、願っております。

私は休職中なので、時間もありますし、なんでも相談してお話できることは、お話いたしますので、またメールを下さいませ。

がんばってくださいね!

私は、痛みのない義足が出来るのではないかと思っていますので、手術には反対です。

この様に書くと、不思議に思われる人々がなんと多いことか残念です。
現在の医療現場では残念ながら、足根中足義足(リスフラン切断を含む)の痛みを取る手術法が難しいので、安易に下腿切断をした方が良いとの理論が整形外科の教本に載っています。そして製作する義肢装具士の教本にも、深い趣を於いている分けではなく、また技術力にも関係するので、同職種としては寂しい気持ちです。

最近、6月に結婚式に招待された女性は、最初に判定で会った時は、21歳の大人しそうな方でした。0歳時の火傷でリスフラン切断しており、血だらけの義足を装着していました。各地各補装具製作所に行き製作されたが、適合しておらず健足からの皮膚移植も行いかえって健足も悪くなっていました。しかし、今は富士山にも3回登り、靴に工夫もしたが傷もなく帰ってきます。
ちなみに、私はまだ富士山には(体力がないのと時間がないので)登ったことがないです。

参考に私が学会発表した文面を添付します。
あと参考に質問と現状が許されるなら足の写真も何枚か有ればよいのにと思いました

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞以下添付ファイル

   足根中足義足の荷重採型法・第2報
   足根中足義足・足部・切断
【はじめに】
 足根中足義足の製作にあたっては種々工夫を要する事が多い。従来より、本義足の採型法は断端部のチェックで、当たる所があればマーキングを行い、その後ギブス包帯を巻き、患者にとって楽な位置での立位姿勢により硬化を待つ、この様な方法で採型しているところが多いと思われる。

この方法での、非荷重時の内反尖足ぎみの採型モデルに、盛り修正をおこなっただけでは、適合性に問題を生じ、疼痛の軽減がされていないのではないかと常に疑問に思ってきた。

【対象】
実際、山梨県身体障害者更正相談所の交付・適合判定にあたり本義足装着者で、痛みを訴える人が多く、歩容も悪い為に、QOLにはほど遠い人がみられた。

 これらの人は、断端接触面での処理方法に問題があると考え、全表面均等支持をするソケットにより、少しでも痛みのない健足歩行に近付けた義足を製作する方法を考え、足関節の背屈を開放した足袋型義足とした。

 1989年から15症例延べ29回の経験をして、全員から満足の行く結果が得られてる。最近、この義足を装着している人の中に、尖足位の角度に変化や健側足に、中島らが発表した症例の中身と若干の違いがでてきて、今までと異なる兆候がみられたので併せて報告する。

 具体的な採型法は、第17回日本義肢装具技術者協会研究会で発表したので、概略の説明にて省略するが、この時の採型法から若干の修正を加えた。

【採型方法】
断端をチェックをした後、患足アーチ部分に、PEライト・スポンジゴムなどを当てる。

 この時の留意点は、断端部が内がえしになりやすいので、外足アーチ及び外足ウェッジで支え、骨棘が生じやすい踵骨隆起内側突起部、踵骨隆起外側突起部にも、逃がす様な当て方をすることで平均した立位荷重採型が可能となる。

【ソケット】
ギプス包帯硬化後の採型モデルは、綿密に計画された無修正ソケットに近い形で出来上がっているので、後の製作行程が楽にできる。ソケットは皮革を用いるが、その理由としては日本の様な高温多湿な所での発汗性の問題に対処する為に、通気性の良さまた、軟部組織のインターフェイスの良さが考えられる。

 MPレベルでの足先ゴムの選定にあたっては、前足部での弾性により距腿関節の動きを妨げてしまう為に、切断端位置での材質の違いを考慮する必要がある。

 すなわちショパール関節など短い断端ではベルト付き足先ゴムを用い、リスフラン関節などのより遠位な断端ではPEライトを硬くして中に詰めた、ベルトなし足先ゴムで対処可能である。

 また、関節を固定しての内反矯正で足関節自身の自発的矯正が保たれ、トリーミングラインはその為に、制限しない部分までカットする。

【まとめ】
  いままで、足根中足義足の機能は、断端末荷重が可能で(stump end bearing)体重支持的要素は必要ない・・・ などと言われてきた。 足部切断者も良く観察すると、皆最初は痛くないと言うが、実は「あきらめ」のため、痛いものと考えたり、上手に歩行出来ないものという実態が明らかになった。

 確かに荷重して疼痛をみない人もいたが、(15例中2例)大部分の人が荷重すると足底部に疼痛を有したり、内反尖足になりやすかったので、この様な採型方法をこころみた。 この事から、我々が取り組んできた新しい概念にもとずいた、足袋式の足根中足義足は、健足と同じように足関節の可動性を許し、ヒールコンタクトからヒールオフまで疼痛がなくスムーズに歩行できた。

 また装着の変化として、今まで有痛性歩行をしてきた患足が、負担がなくなったため、歩幅も大きくなった健足に、負担が増加してきている。

装着感の悪さから、本義足を否定し、安易に外科的にもう少し高位での切断が行われる傾向があるが、可及的に長く足部を残す事は、患者の希望にもかなって、関節の生理的な目的である自由な可動性を許す事で、日本の生活様式に適していると考えられる。

まだ完全なものとは言えないが、これからも症例を重ねて努力していきたい。

【引用文献】
1)中島育昌ほか:足根中足義足について
  別冊整形外科 NO.25 南江堂1994年
2)佐藤久 :足根中足義足の荷重採型法
日本義肢装具技術者協会、会報vol-29
3)義肢装具士講習会テキスト 義肢装具編
  昭和63年度版 テクノエイド協会

1998年3月23日に入院して治療を受ける事になりましたが、膝関節以下末梢の血管の移植手術をするか、切断をするかどちらかの選択になりました。

血管の移植手術が成功して足が残せる可能性は数パーセントしかなく、駄目だったら切断すれば良いとの説明を受けましたが、何回も手術を繰り返して余りにも長期間の入院になってから、最終的には切断せざるを得なくなるなら、早めに決着をつけて欲しく切断を希望しました。

切断を決意したのには、もう1つの理由がありました。それは1年前にバイパス手術を受けたときに、足の指先と踵と足の外側の部分が血行不良で壊死になりかけていた時に、包帯の圧迫により足の甲の部分に圧迫痕ができ、その部分が手術後も回復しなかったのです。

結局血行不良の為切断端の傷の治りも、踵の傷も足の外側の傷も治りが悪く、特に足の甲の部分は皮膚(カサブタ)の直下が腱なので傷口に感染すると広範囲に化膿が広がる可能性が強く、1年間も毎日消毒が欠かせませんでした。風呂に入るときにも足関節から先をビニールの袋で包み、水が入らないようにビニールテープでシールして、足を浴槽に入れないように気をつけていました。

このような経過から見ると、又解剖学的に動脈の走行から推測しても、血管の移植は何箇所も次々に必要になると思いました。それまで約2週間の間は、痛みで殆ど睡眠もとれず、鎮痛剤の注射を受けても効果は2時間程度しか持続しないので、完全に参っていました。

メール拝見しました。

私の経験を踏まえて結論を申し上げますと、皮膚移植は何度やってみても足の裏となると全体重がかかりますので、当然皮膚が破れてしまいます。(ちなみに私も右足は膝から下は皮下脂肪がなく、骨に真皮がむきだしでついているような状態です。表皮といえるようなものは残っていないようです。左足首から下も同様です。)

神経、厚い組織、血管の移植をすればとありますが、過去に私も同様のことを言われました。大掛かりな手術と思われたし、新たに別の場所に傷痕が残ることになるため、受けませんでした。

ある医師からは足の裏の皮膚移植で一番有効なのは、手の裏(厚みがある)の皮膚を剥いで移植することだと言われましたが、そうなると当然手は使い物にならなくなる=重いものは持てないから現実的には無理な話だと伺いました。

確かに現在では膝下で切断する場合、医師が義足の装着に一番ベストな長さで切るようにしているとも聞きました。義足に対して過度な期待はかけないほうがいいと思いますが、今のような状態でいられるよりは、歩行もスムーズになるでしょうし、行動範囲も広がり日常生活も社会復帰もかなり容易になることと思われます。

入浴時ははずしてはいることになります。医者からは毎日の入浴と断面部分の消毒をすすめられましたので毎日実行しています。

私の場合、車はオートマチック車で運転可能ですが、障害者使用として手動式の改造車を購入し運転している方もいます。(身体障害者の認定を受けられれば税金等の優遇措置もあるし、改造費用の助成もあるかもしれません。バスの無料乗車券やJR、航空運賃の乗車割引も使えます。)

義足が足になじむというのも個人差があると思いますが、切断面と装着部分がこすれて傷ができたり歩く度合いによっても、汗をかいてむれて傷ができる場合もあるし、義足をつけて生傷から完全に解放されたという人がいるのかどうか...。これは個人差もあるでしょうが、ある程度仕方ないことかも知れません。

でもこの方の場合、片足は健康なのだから義足に慣れるのも案外早いのではないでしょうか。
とにかくいい義足(破棄午後地が良く、自分の足にピタっとフィットする。)にめぐり合えればいいですね。

義肢製作所についてもきちんと調べて評判のいいところで作ることが肝心です。(ある程度まで公費負担で作ることも可能です。)私の場合過去に合わない義足を長年つけていたため足の具合が悪化したことがあります。地方の製作所だったため技術や材料等も東京に比べかなり遅れていたということもあって。

いずれにしても今ある足を途中から切断というのはかなり勇気がいるでしょうし、二つしかない選択肢のどちらを取っても後悔の念が沸くこともあるかもしれません。

一つ言えることは、もし義足をつけることを決断されるなら体力のある内にあまり年齢が行かない内にされることをお勧めします。足腰や膝が弱ってくれば歩行も大変になるし、慣れるまで相当時間もかかることが予想されるからです。

お役に立ったかどうか分かりませんが、私からは以上です。

それではこのへんで失礼します。