#1
シロシーツについて、知っている方がいましたら教えてください。
#2
サイロシーツの股関節離断用はないでしょうか?
または、これに代わるものがないか教えて下さい。
例えばサイロシーツパンツなんてものが欲しいな。

#1
たしか夢人島の中にも新素材として載っていたと思います。製造元はアメリカのシリポス社で日本語解説ではサイロシーツと書いてありますが僕たちはシロシーツと呼んでいます。理由は言いやすいからです。

素材はシリコンではなくシリポスゲルというオリジナル素材のようです。
最近では従来の綿や化繊の断端袋(下腿切断や大腿切断の差し込み式、吸着とは違う高齢者に多いタイプ)にかわって直接断端にかぶせるいろいろな(ライナー)が登場しています。シリコン材であったりウレタン材であったり、、。商品名もアイスロスシリコンライナー、アルファライナー、ラグジュアリーライナーなどと多種多様で作り手の僕たちも戸惑うほどです。 
これらを総称して ★(ゲルライナー) と最近では言うようになりました。
ですからゲルライナーの中のシリポスゲルでできたシロシーツという訳です。

さて、シロシーツですがうち(鉄道弘済会身障センター)の場合は、ほとんど下腿切断の方が断端袋がわりに利用しています。ソケットが合わなくなってキズが出来やすい時やスポーツ時に利用してます。それでも利用者は、下腿切断者の5パーセント程度かな? 装着が簡単で値段の安い断端袋(470円)で済めばそれが何よりですから。(シロシーツは7000円前後します、そのうえ公費認可されてないので現金扱いです)

そうは言ってもゲルライナーの中では廉価なほうなので、普段ソケットが調子いいけど永く歩いたりスポーツしたりすると、キズが出来やすい方は担当の義肢装具士に相談して下さい。そしてぜひ現物を体験させてもらって(サイズも10種類ありますから)それから利用を考えて下さい。

#2
★股関節離断用はないかな?、、、という質問について。

シロシーツにはありません。ただゲル状の(丈夫にするため繊維も入れて)パンツは液状のシリコン材を利用して作ることは可能です。実際にやった話しも聞いたことがあります。 ただうちではやった経験はありません。

それには理由があります。一つは手作りのゲルライナーは強度に貧しく、すぐ破れてしまう。二つめは思い描いたような柔らかさや厚みにするのが難しい。三つめは材料のシリコンが高価で失敗を考慮するとリスクが大きい。などです。

そして何よりの理由としてソケットがちゃんと適合していて体重のかかる部分にに施されるクッション材(ここにスポンジやシリコンなどのゲル材を使う)が適切であれば痛みはほとんど回避出来るからです。
ソケット材料も、腰まわりを柔らかいフレキシブルなプラスチックを利用して作ることが出来ます。

とにかく素肌にゴム質のパンツをはくのは、イメージは出来ますが、実際にはかなりうっとおしいことと思います。作ってもなかなかはいてくれないと思います。
実際、うちのセンターを利用してる股関節離断の方は100人以上いますが、みなさん普通に下着をつけているだけでソケットで圧迫されているのに、それ以上にパンツで圧迫はされたくない、、そんな感じです。
たまに、女性でスパッツをはいてくる方がいますが、それは義肢屋さんに来るときだけで、肌着を見られたくないからだと思います。

デリケートな皮膚の方や座骨の痛みに悩まされている方もいると思います。 夢をこわすような答えで申し訳ありませんが、もし日頃そのようなことで悩んでいるなら是非担当の方にソケットの適合を見てもらうか、義肢を良く理解している医療関係者に相談してはと思います。

もちろん良いソケット プラス ゲルライナーパンツにチャレンジして、今までにない良い結果が出るかもしれません(問題はパンツの不快感が大かな?、、それが一日はいていて気にならないなら、、)
いずれにしても十分な話し合いと計画。そして費用が必要になります。
スポーツや健康用具の廉価なスパッツやネオプレーンゴムでつくられたウェットスーツ(ちょっと高価)で一度試してみてはと思います。
うすG