はじめまして 投稿者:クロ高  投稿日: 4月28日(日)19時53分58秒
僕は、19才の男です。

右足首の軟部肉腫のため、去年の6月に入院しました。

当初は足を落とす事を勧められ、僕もそのつもりでいたのですが、直前になって足をのこす手術に変更してもらいました。手術は、右足の緋骨を取り頚骨の半分を削り、その頚骨を補強するために左足の緋骨と右腰の骨を持ってきました。

手術はそれですむはずだったのですが、皮膚のつきが良くなかったため、その後も手術をしましたがまだ手術をしなくてはなりません。はじめの手術の時にはちゃんとした足になると聞いたのですが、今では、歩く事は出来るが走るのは無理で、転ぶのも駄目だと言われています。

幸い、膝は残る為に、義足にした場合は走る事も出来るそうです。スポーツなどもやりたい事や、いざという時の事などを考えると、やはり動ける義足を選ぼうかと考えますが、迷います。足を切断してしまったら二度と戻る事はないので、慎重に考えたいと思います。よろしかったら、皆さんの意見を聞かせていただけないでしょうか?
Re:はじめまして 投稿者:おーきん  投稿日: 4月28日(日)22時16分03秒
クロ高さん、はじめまして。MLをみて「カキコ」することにしました。
私は41歳、大腿切断で、義足歴2年と9ヶ月です。
25歳の時に骨腫瘍になって、骨移植手術、再発、人工関節置換。そして、感染による入院と、社会人になってからというもの、3〜4年に1回入院を繰り返してきました。感染が治まらず、2000年4月に切断を決意し、5月に手術を受け現在に至ります。
私の場合は、切断して良かったと素直に思っています。
クロ高さんの場合は、人工物を入れているのでは無いので、ちょっと悩ましいですね。
将来、自分のものになる可能性もあるわけですから。

義足にするか否かは、将来へのリスクと、不便を天秤にかけることになると思います。
義足ならクロ高さんが言われるように、走ることも出来るでしょうが、いざというとき義足はやはり不便です。風呂に入るときは外さなければなりません、装着するのにも某かの手間がかかります。少々の不自由ならば自分の脚であるほうが良いと思います。
しかし、脚を残すことで、将来にリスクがあるなら別です。
再発や、手術後の悪化の可能性が高いなら切断を考えても良いかも知れません。

結論は言えません。医者に納得がいくまで説明を求め、家族の皆さんともよく相談して結論を出してください。
http://www.kulawanka.ne.jp/~ohgiri/
クロ高さん 投稿者:川村次郎  投稿日: 4月29日(月)11時14分37秒
クロ高さん リハビリテーション専門医の川村です.

義足にはよいこと,悪いことがあり,おーきん さんの言われるとおりだと思います.

天秤に何を載せるかが問題です.

「はじめの手術の時にはちゃんとした足になると聞いたのですが、今では、歩く事は出来るが走るのは無理で、転ぶのも駄目だと言われています」

医師から話しをきっちり聞いておくことが大切です.
そのためには,自分一人で話しを聞くのではなく,診察に家族か誰かしっかりした人と一緒に行くことを薦めます.

二人で話しを聞くと,聞いたことが確実になるのと,一人では聞き足りなくなるようなことについて質問を追加することがしやすくなります.例えば「これまで自分のような人がおられましたか」というような.同じような病気の経験の少ない医師であることが分かれば,専門にする医師に紹介してもらえないか相談されたらよいと思います.

次にその場では即答をしないで,持ち帰って相談することです.

要するにおーきんさんの言われるように「医者に納得がいくまで説明を求め、家族の皆さんともよく相談して結論を出してください。」

以上が川村にできる助言です.
ありがとうございます 投稿者:クロ高  投稿日: 4月29日(月)11時40分40秒
足を残す事のリスクなのですが、まず、転移の事があります。
ただ、この腫瘍は飛び石のように飛ぶそうで、落としたから安心というわけではないそうです。多少、その心配が無くなりはするようですが。

そして感染なのですが、一部分はもうしています。先生曰く、「大した事無いよ。」なそうですが、ホンマかいな、て感じです。

そしてその箇所とは別に、直径5センチぐらいの大きさで皮膚がなく骨が見えている所があります。かれこれ9か月間その状態です。先生からは、次の手術でその部分をふさいだら感染の可能性もあると言われています。また、人工関節ほどではないのですが、人工物はプレートと釘が何本か入っています。釘の一部は皮膚を突き破ったり、皮膚の無い箇所から顔を覗かせていたりと・・。そんな訳で、リスクがないわけではありません。

感染して結局足を落としてしまう人が多いところを見ると、ここらで思い切ってやてしまった方がいいのかなと考えたりもします。もう少し先生にも詳しい話を聞いてみたいと思います。
クロ高さんへ 投稿者:てーらー  投稿日: 4月29日(月)18時59分33秒
はじめまして「てーらー」です。

私は、クロ高さんと同様に、2年前右足踵骨軟部肉腫のため、膝から約20センチ下で、切断しました。医者は、転移を避けるためと、生活機能のためには、不自由な足を残すことよりも、切断・義足を勧め、私も同意しました。まだ1年に2〜3回転移の検査を受けていますが、異常はなく、切断を決心したことを、納得しています。

現在、下腿義足で、電車通勤をし、テニス・バトミントン・スキー・ゴルフの障害者大会にでるまでになりました。小走りも出来ますし、15キロのウオーキングもクリアーしました。足の痛みをこらえていたときからすると、嘘のようです。障害者のサークルに行くと、二本足とも義足で活躍している人もいるし、不自由な足をかばいながら、活躍している人もいます。専門的なことはわかりませんが、切断も一つの選択だと思います。

いろいろ情報を集めて、専門家にもいろいろ聞いて、決心したらいいと思います。
経験者としての意見です。参考にしてください。
病院に行ってきました 投稿者:クロ高  投稿日: 4月30日(火)18時30分48秒
皆さん、ご意見ありがとうございます。

川村さんやがめらさんの言う通り、うまくまとまった質問が出来ないでいます。アドバイスして頂いた事を実行させてもらいます。

今日聞いてきた事は、残した場合と落とした場合の動ける度合いの違いの確認と、めどがつく期間についてです。どのくらい動けるのかは僕にとって一番重要なので、前から聞いているのですが、医者の先生とリハビリの先生の言う事が違うので困ります。

医者の先生は、義足で走るのは無理だと言うのに、リハの先生は走れると言います。おーきんさんやてーらーさんも、ご本人の体験から走れると言ってくれていますし、入院患者さんで膝から上の切断の人がいたのですが、その人も走れると言っていました。医者の先生は、その人は走れないと言っていたのに・・・。ただ、スキーは出来ると言っていました。医者の先生は手術の段階までで、その先はあまりくわしい感じがしません。

そしてめどがたつ期間なのですが、残す場合は1年で、機能は歩けるのみ。義足の場合は3か月で、機能はそれよりはいいけどちょっと?、です。

この手術の選択をしていて気付いた事は、自分の価値観のハッキリしなさです。自分は一体何に価値をおいているのか?それを考えさせられました。足そのものに価値を持っているのか、それとも動ける事に価値を持っているのか。その狭間で揺れています。
Re:病院に行って来ました 投稿者:てーらー  投稿日: 5月 3日(金)19時19分30秒
クロ高さんへ、「てーらー」です。

切断後の運動機能について、悩んでいるようなので、スポーツサークルにおける私の経験を話します。

同じような切断後の義足でも、case by caseです。
断端部の長さ、残っている骨・筋肉、患者の持っている運動能力、義足の性能,etc.その他の違いによって、走っている人も、走れない人もいます。

要するに、個人差がありますから、患者のことをよくしっているリハビリの先生か、スポーツに関わっている装具士さんに聞いたらよいと思います。医療関係者でも、障害者スポーツに詳しい人は少ないのが現状です。近くのリハビリセンターまたは夢人島の装具士さんに個人的に詳しく相談するのも一案だと思います。参考にしてください。では・・・・・。
鈍騎さん、大丈夫でしょうか? 投稿者:クロ高  投稿日: 5月 4日(土)18時20分49秒
ビックリしました。僕はこちらのホームページでまだ新参者で、鈍騎さんの事は詳しく知らないのですが、僕の質問に対する皆さんの意見を呼びかけて下さり、また、実際に皆さんから貴重な意見を頂けた事から考えると、その人柄がうかがえる気がします。早く元気になられる事を祈っています。

そして、手術の事についてですが、皆さん、ご意見ありがとうございました。色々考えた結果、落とす事に決め、その旨先生に伝えてきました。今でも正直、足が無くなる事を考えると怖い時があるのですが、ここは踏み切ろうと思います。
クロ高さん 投稿者:川村次郎  投稿日: 5月 6日(月)13時08分04秒
手術を受ける決心をされたそうですね.

切断後の運動機能は,てーらーさんの仰っている通り,断端の長さなどによって大きく違います.クロ高さんの場合,膝より下の切断になるのように思うのですが,それならば問題なく走れると思います.

手術の成功を祈ります.

川村次郎