帝国の逆襲を監督したアービン・カーシュナーはかなりの完璧主義なのか、映像面でつじつまの合わないシーンはほとんどありません。唯一失敗したのが上のシーンぐらい。
ルークを捜索に極寒のホス平原に出ていったハンの身を心配するチューイが、頭をうなだれるシーンで、背後の防寒壁が音もなく閉まり始めてしまっているところです。この直後、音を立てて閉まっていくシーンに続くんですが、何度見ても気になるので、完全版での修正を望みます。(11分53秒付近)
帝国の逆襲公開当時から楽屋オチとして紹介されていた、アステロイドのチェイスシーンで隕石の変わりにジャガイモが飛んでいるという情報。ただし、映画館で見てもどれがジャガイモなのか判別は不可能。どうせだったら完全版ではもっとジャガイモの質感を強調してもらいたいぐらいですが……。(38分50秒付近)
帝国の逆襲には、ほかにも特撮部分でスノースピーダーがやたら透けて見えるという技術的な珍場面もあるんですが、あえてカット。完全版ではCG処理により背景が透けて飛ぶスノースピーダーは修正されると思われます。