其ノ壱:ACG古着

初期ACGを履くおしゃれな人達が初めて雑誌に載るようになったとき、私はショックを受けました。皆パタゴニアを着てる。確かにパタゴニアはいい。でも、ACGの古着にもパタゴニアに負けない、すばらしい色使いのものがあるっていうこと、皆さんは知ってました?私は、初期ロゴのACG古着が、いずれは風車やゴツナイキのようなひとつのナイキ古着のジャンルとして確立するんじゃないかと読んでます。しかも、一部の古着屋ではすでに高値をつけ始めています!しかし、まだまだレギュラーものと一緒に安く売られてるお店もあるので、皆さん、頑張って探してみてください。今回は、初期ACGウェアの一部を紹介したいと思います。

まずは、クライミングパンツです。パタゴニアでも同じような型が現行品でもあると思います。このACGクライミングパンツは、腰と裾を紐で縛るようになっています。いいでしょうこの色。シルエットもナイスです。買ったのは、4年くらい前かな。しかも、確かナイキジャパンの紙タグがついてたような気がします。それにもかかわらず、当時ACGのウェアなんて日本ではほとんど出回ってませんでした。本格的に日本でACGウェアが展開されるようになったのは、F.I.T.シリーズからですね。これを買ったのも、オッシュマンズとかの普通のスポーツ屋さんで買ったのではなく、渋谷のスラップショットです。スラップショット、偉いなー。当時からこういうのをセレクトしてたっていうのは。さすがはアメカジの大御所です。

 

 

 

 

 

バックポケットのボタンもユニークです。このボタンはゴム素材で出来てます。パンツ自体は、撥水加工がしてあります。すごく動きやすいです。紐も含めて、こんな色のクライミングパンツがあったら、ぜひ初期ACGシューズと合わせてみたくなりますよね。

 

 

 

 

 

お次はこの前のフリマでも着ていた、サイクリング用(?)のシャツです。どうですか、この色。ジッパーと襟の周りがブルーの縁取りになってるところなんか気が利いてますよねー。胸の初期ACGロゴもカッコイイです。今のDRI F.I.T.よりも厚手で肌触りもよい、「サーマックス」という素材で出来てます。着たときのシルエットもいいんです。同じような形・色使いで、パタゴニアの「マースピール」っていうモデルがありますが、やはり「パタゴニアじゃなくて、初期ACGウェアだ」っていうところが、いいところじゃないでしょうか。パタゴニアは皆着てますからね。

 

 

 

・・・とりあえず、今回はこんなとこです。まだまだあるので、それはまた次回に。どうですか、初期ACGウェア。欲しくなったでしょう。探すの大変かもしれないですが、見つかればまだまだ安いと思います。パタゴニアは好きだけど、こんなに皆が着てちゃね・・・という人にもお勧めです。しかも、パタゴニアより全然安いぞ(今なら)!やはり、初期ACGシューズに一番合うのは、初期ACGウェアだ!