2003/12/28-2004/1/3

 カンガルーとコアラの国、オーストラリアに行きました。しかし、カンガルーにもコアラにも会えませんでした。日本に来る外国人が、「芸者とFujiyama」を期待するのと同じことのようですね。
 オーストラリアについての認識を新たにしました。

 ブロードバンド環境の場合は、下のスライドショーをクリックして見てください。

スライドショー ●ブリスベン  ●ゴールドコースト  ●シドニー ●ブルーマウンテン
*スライドショーは、「英爺シナリオ」で作成しています。途切れる場合は、2度再生して下さい。


ブリスベン

 

 ソウル・インチョン空港から約10時間で、ブリスベン国際空港に着きました。第一印象は、超モダンな高層建築と、そこかしこにクレーンが立ち並び、建設中のビルが多い都会でした。郊外の植物園をまわり、白茶けたユーカリの木と、見慣れない動物を見て、取り敢えず自然環境の違いを確認します。時差は+1時間ですが、気温差は20度以上あります。ブリスベン川近くのレストランでオージービーフの昼食をとりました。 車中で、冬服から夏服に着替えてゴールドコーストに向かいます。この町とは、3時間あまりでお別れです。

ゴールドコースト


 

 世界有数の海岸リゾート・ゴールドコーストは、超ビキニもヌーディストもいない、ごく普通の海水浴場でした。遠くの高層マンションが無ければ、九十九里海岸にそっくりです。
 ビーチ沿いの町には人が溢れかえり、土産物屋も多く、世界中からの観光客で賑わっています。ここは外海と内海があり、レジャー施設の中心は内海にありました。翌日は、マリンスポーツとシーワールドを楽しむことにしました。
ここでも溢れる人は、東京そっくりです。

 

上の写真をクリックすると、
動画(250KB)が見られます。

高画質版(3.5MB)


シドニー


 

シドニーへは、ゴールドコーストから空路2時間あまり。オペラハウスの前は、
新年のカウントダウン花火を見るために、朝から場所取りの人で一杯です。

 

 

シドニーは、想像以上に美しい町でした。古い建物と新しいビルが違和感なく混在し、シドニー湾を囲んでいます。先入観にあったオーストラリアのイメージは、どこかに無くなっていました。

 大晦日のカウントダウン花火は、21時と0時の2回打ち上げられます。オーストラリア中から人が集まったかのような賑わいの中、我々も見に出かけました。しかし、すでにどこも入場制限がかかり、チケットを持っていない人は湾の周辺には入れません。聞けば、特等席のオペラハウス前は、入場料が600$(日本円で5万円)だそうです。それでも、2000年のオリンピックイヤーのときの1000$と比べれば安くなったのだそうです。6箇所から打ち上げられますが、そのうちの1箇所でも見えればと、公園の群衆の中に入っていきました。

 ここまで来て、オーストラリアの大自然を見ないわけにはいかないので、翌日は早朝からバスに乗り、ブルーマウンテン観光に参加しました。ユーカリの森が蒸散作用で出す霧に、青く霞んで見えることからブルーマウンテンと呼ばれるそうです。車で3時間、シドニーから約200Km西に入った場所にあります。

 トロッコで谷へ降り、森の中の散策コースを歩き、オーストラリアの大自然の片鱗を垣間見ました。それは、強烈な紫外線とハエでもありました。ハエを追う仕草を、「オーストラリアの敬礼」と言うそうです。あこがれのウルル(エアーズロック)に行けば、ネットを被らないと息もできないほどハエが集まる、と聞き、ちょっと怯んだWin坊でした。あの山の向こうには、イメージどおりの赤茶けたオーストラリアがあることを納得して、シドニーに戻りました。

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