レブンアツモリソウ群落地


    
 5月下旬〜6月に礼文島を訪ねる機会に恵まれた方は是非レブンアツモリソウを見てきてください。開花時期のみ群落地への立ち入りが出来ます。香深から西上泊行きのバスに乗れば、バス停はありませんが群落地の前で乗降することができます。遊歩道は一周5〜10分程度ですので、西上泊から折返してくるバスに再び乗車して香深に戻ることも可能です。バスは一日2、3本しかないので、時間がないときは便利です。しかし、群落地の反対側にもアツモリソウが咲いていることがあります。また澄海岬(スカイ岬)まで足を伸ばせばネムロシオガマなどの花に出会えます。是非時間をかけて散策して見てください。

 遊歩道入り口の右側は崖になっていてその斜面に下の写真のようにアツモロソウが咲いていました。入り口の左側の柵越しには双子のアツモリソウが見られました。バスガイドさんの説明によれば「双子のアツモリソウとは一つの株に二つの花を咲かせるもので、年によってその株は変わる」とのことです。
 入り口を入るとすぐに上りになります。と言っても1分とかからないほどです。その途中足元に一株咲いていたのが上の写真です。
 上りきると正面に何株か咲いていました。しかしちょっと距離は離れていました。道が下りになるとほとんど花はありませんでした。
 花の数が多いのはこの遊歩道よりも、遊歩道入り口右側の崖の斜面です。望遠レンズのを持っていれば写真を写すことは可能です。


 澄海岬へ道は西上泊と鉄府の分岐までは上りですが、そこからは下りになります。途中センダイハギの黄色い花が咲いていたり、牧歌的な風景が眺められたりします。

 澄海岬はその名の通り澄んだ海を眺めることができます。このあたりでは唯一売店やトイレがあります。また西海岸8時間コースを宇遠内方面に進むばイワベンケイに出会えることでしょう。逆にスコトン岬方面に進んでも様々な花に出会えることと思います。西海岸8時間コースのページを参考にしてください。


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