赤磐雄町の田植え(その1)

利守酒造

田植え前

  6月7日、午前6時半、岡山駅で寝台列車で来た石澤酒店の若旦那、foo氏と合流。朝食後、利守酒造へと向かう。9時の集合時間の1時間以上も前に着いた私達を、若旦那の利守弘光さんが日に焼けた姿で迎えてくれる。
 「先週は、準備で田んぼにいることが多かったから。」
  後で田村杜氏から聞いた話だが、田植えの前に耕し、肥料を与えるなどの田んぼを作る作業が大切で、良い田んぼ無しには良い米は作れないそうである。
  着替えて待っていると、夜行バスできたという石毛さんが合流、木陰浮月粋人盃の3人がそろう。石毛さんは、初回から毎回参加している常連で、バスの乗り継ぎも無駄がない。そのうち、次々と車が到着。総勢30名を越える参加者が集まる。参加者は、蔵人のほか、岡山や倉敷の酒販店や酒一筋ファン、大阪からの人、地元のテレビ局からの取材の人もいる。
  まずは、利守忠義社長からのあいさつ。そのあと、田村杜氏より、「くれぐれも、3本以上の苗を植えないように!!」との注意。たくさん植えると一株が太くなってしまって後が大変なそうだ。
 「8月頃に見て、他の田んぼに見劣りしてるように見えるかも知れんが、秋には、立派な稲になります。安心してください。」
  


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