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『真夜中のお人形遊び』

文章byオゾン
イラストbyはらひろしさん

 望美(のぞみ)ちゃんの日曜日。
特に用事がないお休みの日だと、彼女は最近いつでも朝寝坊です。
「ふぁぁ、また起きるの遅くなっちゃった。あ〜あ、パンツ脱ぎ掛け」

挿し絵

小さな体で大きく伸びをした望美ちゃんは、それでもまだ眠たいらしく
ぽーっとした目でずんぐり猫の形をした時計を眺めていました。

「ふふっ。おはよ、オーちゃん」
抱きしめた白クマさんのぬいぐるみへ彼女がフレンチキスでアイサツをします。
望美ちゃんにとって、この子は小さいころからおねんねのお友達です。

「昨日はかなり夜ふかししちゃったもんね〜〜。覚えてる?オーちゃん?」
含みのある笑顔でオーちゃんの鼻をつついた望美ちゃんは
寝る前にしていたお人形遊びを思い出して、ちょっとだけほっぺを赤くしました。

それでは彼女が昨晩何をしてたのか、少し時間を戻して覗いてみましょう。

          ◆

 一人っ子の望美ちゃんは、昔はお遊びの相手がいなかったので
ひとりで遊ぶのが得意になっていました。今は沢山お友達がいるけど
ひとり遊びが得意なのは中学生に上がってからも同じです。

テレビ映画を最後まで見てしまい、すっかり遅くなった深夜。
一人部屋のベッドでは、これから彼女のお人形遊びが始まるところでした。

望美ちゃんの意識はいつも通り自分だけの空想世界に入っていきます。

『今夜のあたしはファンタジーのお姫様。初めてお城を抜け出して
 独りきりで森の探検をしに行くの』

望美プリンセスが、初めて見る綺麗な花を摘んで髪飾りにしたり
草原に寝転がったりして遊んでいる時です。

 ふいに木の影から白くて大きなクマさんが現れました。
もちろん正体はぬいぐるみのオーちゃんです。今回の彼は森を支配する王様役。
白く高貴な毛皮をまとった森の王者、という設定でした。
「がおー、俺の森を踏み荒すとは許さんぞ〜!」

『あたしは勝手に森へ入った罰に、草の蔓で縛られちゃうの。
 森の王様は家来の小人さんにHなお仕置きを命令して・・・』

 幾人もの小人さんが、望美プリンセスのドレスに潜り込んで
ちいちゃなおっぱいを触ったり、スカートに潜ってあそこをいじったり
あちこちで好き勝手にお仕置きを始めました。
「あっ!やっ!」
たくさんの小さくて器用な指が彼女のドレスを脱がしていきます。
「へへへ、良い眺めだなぁ〜」
森の王様オーちゃんはその様子を側でにやにやしながら見つめていました。
「だめぇ、見ないでぇ!」

 手足を縛る草の蔓はいくら引いてもびくともしません。抵抗も空しく
望美プリンセスはとうとう衣服を全部剥ぎ取られてしまいました。
「いや〜ん。許してぇ、あん!」
小人さんの小さな手が、彼女の乳首をきゅっとわしづかみにします。
ぷっくり膨れてつかみ易くなった乳首をにぎにぎしています。
あそこをいじる小人さんも、大胆な行動を始めだし
不本意にも彼女はだんだん感じだしてしまいました。
もちろんそれは全部望美ちゃんの想像なのですけど。

挿し絵

「くはぁっ!んっ!はぁはぁはぁ・・・」
全身の性感帯を、数え切れないほどの小人に責められては
ひとたまりもありません。望美プリンセスは
初めて知るいけない刺激にすっかり興奮してしまいました。
「あっ、やっ!そこは、ひっ!」
あそこの上にある大事な芽を探り当てられて、彼女が小さく悲鳴をあげます。
「あああ、だめぇ。許してぇ!」
「駄目駄目、許すもんか。花を摘まれ、森を踏み荒されたわしらの怒りを
 思い知るがいい。好き勝手される辛さをその体に判らせてやる」
小人さん達は、勝手に森へ入った望美プリンセスを許してくれません。

「森の王様ぁ、もぉいいでしょう?あたしを許して下さい!」
「駄目だよぉ。人間の国に俺が入ったら鉄砲で撃たれて殺されるんだ。
 人間が俺の森に入ってきたら何をされても文句は言えないはずだぞ〜」
森の王様オーちゃんも、彼女を絶対に勘弁してはくれないのです。
「ああん、そんなぁ!」

 助けてくれる王子様のいない世界は、彼女がまだ恋に目覚めていない証でした。
ぬいぐるみと、ソフトビニールのお人形を使った戯れのH。
望美ちゃんの淫靡な独り遊びはまだまだ続きます。

「はぅっ!あっ!ああっ!」
小人さんが、大事な芽を守るフードを剥いてしまい、一番感じる彼女の雌しべを
手のひらで撫で回したり、にぎにぎ揉んだりしていました。
おっぱいも首筋も、脇腹も足の指も、そして太ももにも
たくさんの小人がまとわりついています。いじったりつねったり
舐めたり噛んだりして、思うがままに女体という森を踏み荒していました。
「あっ!あっ!あっ!きゃふぅ!」

 どうやら、一人の小人さんがあそこで何か見つけたようです。
「王様ぁ。こんなところに洞穴があいていますよ」
「ほぅ、どれどれ?」
赤い帽子の小人さんは、森の王者オーちゃんが覗き易いように
あそこの脹らみを左右に開いて、奥まで丸見えにしてしまいました。
「ああ!見ちゃいやぁ!」
王様と小人は、洞窟の奥から岩清水がとろとろ湧いているのを
にやにやしながら興味深そうに眺めていました。

「王様ぁ、この怪しい洞穴はぜひとも探検すべきだと思いますが?」
「うむ、そうだな。お前を隊長に任命しよう。すぐ探索に取りかかるんだ」
「了解しました!」
「ええっ!?」

 森へ探検に来たはずの望美プリンセスは、まさか自分が探検されるはめに
なるとは思ってもみませんでした。けど、どんなにバタバタ暴れてみても
手足の蔓が全く緩む気配はありません。彼女が抵抗するのもまるで気にせずに
赤い帽子の小人さんはゆっくりとあそこの中へ侵入していきました。
「んあっ!あひっ!」

挿し絵

本当の彼女は一人目のお人形を入り口でいじっているだけです。
小人さんとの遊びはもう何回もしているので、頭程度なら
すっぽり入ってしまいますが、それ以上はまだ恐くて進んでいません

でも、彼女の世界ではもう小人さんが二人、三人と次々に
洞穴へ潜り込んでしまっているのでした。
「ふぁぁっ!あっ!はぁっ!」
小人さんが望美プリンセスの奥でぐねぐね動いて遊んでいます。
ぬるぬるのお肉の壁を開いて、奥へ奥へ進んでいきます。
「はぁぁ、もういっぱい!いっぱいだよぉ!」
「まだまだ。あともう二人は入れそうだな」
白クマのオーちゃんは、小人達がどんどん入っていくのを眺めながら
酷いことを言っていました。

「王様ぁやっぱりもう無理のようですよ」
雌しべを相手にして、にぎにぎを続ける小人さんが
入り口で足をジタバタさせる仲間を見て注告します。

「う〜む、しょうがない」
望美プリンセスがほっとしたのもつかの間でした。
「あと一人は後ろの穴を探索するんだ」
「ひぃん!そんなぁ!」

 どんなに許しを願っても森の王様、オーちゃんは許してはくれませんでした。
せめてもの反抗にお尻をきつくすぼめても、全身を責めるほかの小人さん達が
望美プリンセスを激しく感じさせ、力が入らないようにさせます。
特に乳首と雌しべを両手で揉みながら舐められてしまうと
どうしてもお尻の穴までへなへな緩んでしまうのでした。

隙を逃さず、小人さんが緑の帽子を突き立てて入っていきます。
ちゅぷりというHな音がしてあそこからお露がもっと溢れ出してきました。
「王様ぁ、帽子だけで精一杯です」
「ならば帽子の先で徹底的に調べるんだ」
「あひぃ!」

先っぽが菊のつぼみをつぷつぷ犯しています。
あそこに入った小人達は疲れを知らず、ぐねぐね動いています。
雌しべのにぎにぎは更に激しさを増していきました。
全身を責める小人達も王様の命令に従い、決して手を休めたりはしません。

挿し絵

「あああっ!あああああっ!」
「うへへ、すげぇなぁ〜」
下品な笑いをさせたオーちゃんは、思わず顔を赤くさせながらも
目をそらさず望美ちゃんの様子をじっくり観察していました。

「あっ!もぅ駄目!イく!イっちゃう!」
幾人もの小人に犯されながらも、望美プリンセスの興奮は最高潮を
迎えようとしていました。仰け反った全身がビクビクして
彼女のあそこに熱いものがじわーっと集まってきます。
「イっちゃう!イっちゃう!イっちゃう!イく!イく!イくぅ〜〜〜!ああっ!」
プシュゥッ!と熱い露をはじけさせて、望美プリンセスは
ぶるぶる震えながらイってしまいました。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・」
汗まみれでぐったりした彼女の体から小人さんが一人、また一人と離れていきます。
中に入っていた全員も探索を終えて無事に出てきました。
お仕置きに満足したのか、王様の命令なのか、いつのまにか周囲には
小人さんの姿は全て消えていってしまったのでした。

「はぁ・・・・・・・・ふぅ〜」
大きくため息を吐き、望美プリンセスは起き上がろうとしました。
けど、未だに草の蔓が手足に絡まって動けないことに気づきました。

「まだだなぁ〜!」
「きゃっ!?」
急に目の前へ現れた白クマの顔に、彼女が驚きます。

「王様直々のお仕置きがまだ終ってないぞぉ〜!」
「でも、でも!もうお仕置きなら充分受けて・・・」
「俺はまだ指一本触れていないが?」
「そ、そんなぁ〜!」
王様の股間にそそり立つ太いものを目のあたりにし
望美プリンセスは絶望的な悲鳴を上げました。


ベッドの上では望美ちゃんがオーちゃんを顔の前に抱いて
油性マジックの後ろをあそこの入り口で玩んでいます。
ぬるぬるのお露をまぶした後は、きっと第二回戦が始まるのでしょう。

真夜中のお人形遊びは、まだまだ終わりそうにありませんでした。



(完)

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どもっ、はらさんから頂いたイラストを元に一作書いてみました(^^)
ぱじゃまぱじゃま〜♪やっほぅ〜!

ちょっと趣向を凝らし、ですます調。しかも女性語り部風の
Hなお伽話チックにしてみました。どうですか〜?>はらさん


 これを書きながらちょっと疑問が湧いている今日この頃。
陵辱もの想像一人Hって、ホントに女の子はするものなんでしょうか?(笑)

確かに無理矢理されてるHって『性快楽を求める恥ずかしい欲望』を
自分の中に認めなくてすむんだよな。
無理矢理なんだから、心は清純なまま気持ち良くなれる
という便利というかズルイ面があるんだけど。

しかし本当に一般的な女性がそれを求めているかはまた別。
そのへんどうなんでしょ?

ん〜とん〜と、あくまでも想像ですが
素敵な男性に無理矢理されるのならいいとか?
ああん、その気はなかったのにぃ!あたしは全然悪くないのよっ!
てな感じ? 本当だとしたら、やっぱなんかズルイなぁ(^^;

ま、そういう部分を含めて全部受けとめてやれるのが
本当の男ってもんでしょうけど、想像が本当でそういう女性が
いるのならという仮定だからこれ以上考えてもあんまし意味無いな。

ずるいというんだったら男の方がHのみ目的のずるい奴多いし(笑)

とりとめの無い話になってしまいましたが
とりあえずこれまで。ではではまた。

文章は「オゾン」。イラストは「はらひろし」さんでお送りしました〜♪


執筆時間 土曜午後から+α

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