利尻島


利尻岳登山

 このページでは利尻岳登山について紹介します。姫沼、沓形などから見た利尻岳の写真など利尻岳登山以外のものは次のページで、高山植物など利尻島に咲く花については利尻島の花のページで紹介します。

 なんといってもおすすめは標高1719mの利尻岳登山です。
 海上の独立峰がらはサロベツ原野、礼文島をはじめ360度の展望が楽しめます。晴れた日には大雪山やサハリンを望むこともできます。また高山植物もその可憐な姿を見せてくれるでしょう。ただし自然が相手ですので、晴れていればいつでも見れるわけではありません。一面の雲海の時もあれば、霞みがかかっていることもあります。 利尻島に2泊すれば日帰りも可能です。夏ならば比較的簡単に登れますが、雨具などを準備して下さい。 登り6時間下り4時間、休憩を入れて12時間以上はかかると思っていた方が良いでしょう。

−−−甘露泉(3合目)へ
 鴛泊の町から利尻神社の前を通り、舗装された道をキャンプ場にむかいます。キャンプ場のトイレが最後のトイレです。ここから登山道に入りますが、少し先の甘露泉までは石畳の道です。甘露泉はとてもおいしい湧水ですので、近くのベンチに座って休憩(朝食)するといいでしょう。またこの先水場はないのでここで水筒を満タンにしておいて下さい。
 利尻神社の脇から旧登山道が甘露泉まで続いています。こちらは土の道ですが、近年は歩く人が少なく、草などが生えかなり歩きづらいとのことです。キャンプ場までは車で行く人が多いことも影響しているのでしょう。
 ここまでの所用時間は約1時間20分です。

−−−−5合目の展望台へ
 甘露泉(3合目)出発すると、すぐポン山姫沼ハイキングコースとの分岐にさしかかります。ここを右に進みます。すぐに乙女橋という小さな木の橋を渡ります。10分以上歩いて橋がなければ道を確認した方がいいでしょう。しばらくはとど松の森の緩い登りですが、やがてダテカンバが目立ってき、急な登りになってきます。このあたりでは木に絡み付いているツタウルシに注意してください。サツマイモの皮のような色をしたツタなので、すぐわかると思います。触るとあとでかゆくなってきます。
 5合目あたりで森林限界を越え、展望が開けてきます。看板はありませんが、第一展望台と呼ばれている狭い広場がありますのでそこで休憩しながら景色を楽しむといいでしょう。姫沼や鴛泊の町そして礼文島が見えます。
 ポンとはアイヌ語で小さいという意味。利尻岳に比べて小さい山ということでポン山と呼ばれています。だから利尻島にはたくさんポン山があります。ちなみにリシリとは高い山という意味。
 ここまでの所用時間は約1時間20分です。

−−−−長官山(8合目、標高1218m)へ
 ハイマツのトンネル状の樹林帯の急勾配をどんどん登っていきます。6合目を過ぎると樹林帯もなくなり前には利尻山頂が、後ろには姫沼や鴛泊の町そして礼文島が見えてます。疲れたら適当なところで、休憩しながら写真でも撮って下さい。ただし先は長いのであまり休みすぎないように。休みすぎるとかえって疲れます。このあたりから両脇が深い谷になってきます。谷に挟ませた急な尾根道を登っていきます。
 急登が一服したところが長官山(標高1218m)です。絶好の利尻山頂のビューポイントです。写真のような険しい利尻岳が見れます。また雪渓がおそくまで残る深い谷を間近に見ることもできます。そしてこれらの谷の斜面はお花畑になっています。しかし7月頃にはいくらかの花を確認できますが、8月になると緑が目立つようになります。花は咲いているのでしょうが、距離があるので確認するのが難しいようです。こんなときは山頂のお花畑に期待しましょう。
 以前はこの場所に山小屋があったのですが、現在はこの先の小さいピークを越えたところに1993年(?)に移設されています。長官山にあったときは、天候が回復し利尻山頂が見えるのを小屋の中で待つことが出来たのですが、新しい山小屋のある場所は林の中で視界が遮られています。
 ここまでの所用時間は約1時間40分です。

−−−−山頂(標高1719m)へ
 写真を見てわかるように長官山から先は急な登りの連続です。また道も険しくなり歩きにくくなってきます。疲れたら休憩をとり、ゆっくりと登ってください。無理な行動は危険です。山頂に近づいてくるとリシリブシ(トリカブトの仲間:右の写真)などの高山植物が目についてきます。リシリブシは濃い紫色の花で根に猛毒があります。ここが山頂と思うピークを何度か越えたのちやせ尾根を渡り、急ながれ場を登ると山頂、神社が祭ってあります。神社のある小さい平坦地の先がお花畑です。疲れていると思いますが。一呼吸おいたら、是非少し足をのばしてください。イワギキョウ(紫)、ボタンキンバイ(黄)、タカネナデシコ(赤紫)などが咲いていることと思います。高山植物など利尻島に咲く花については利尻島の花のページで紹介します。運がよければサハリンなども見え、360度の展望を楽しめます。
 ここまでの所用時間は約1時間40分です。

 下りは登りの3分の2位の時間で降りてこれれば問題はないでしょう。時間が余ったら甘露泉でゆっくり休んでおいしい水を飲んでください。下山して飲む甘露泉の味は格別、世界で一番おいしい水に思えます。宿を鴛泊にとっていることも理由の一つですが、私はこの魅力に負けて、いつでも鴛泊口に下山します。
 登りと違う景色を楽しみたいという人は沓形口に下りるのも楽しいと思います。鴛泊ルートに比べ難路と言われていますが、天候が良ければ問題はないと思います。また5合目の見返り台公園展望台から下の道はかなり歩きづらいとのことです。こちらも5合目までは車で行く人が多いことが影響していると思われます。沓形から鴛泊に戻る場合はバスを利用することとなります。早朝は運転していませんが夜は運転されているので乗り遅れることはないと思いますが、時刻表は確認しておいてください。

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