赤磐雄町の田植え(その3)

田植え終盤

田植え終盤

  「休憩するとかえって疲れるんで、このまま全部一気にやりましょう。もう5分の2くらい終わっとりますから。」
  田村杜氏からの声に笑いが起こる。後ろを振り返るともうかなり植えたことが分かる。かなり慣れてきたつもりでもなかなか周りにはついていけない。せめて雑にならないようにと植えていく。でも2・3本をきれいにとれない。植えた後を見てもあまり均一には見えない。
  新しい苗を取りに行くたび、着実に進んでいるのがわかる。田植えのときは、家族近所総出でということに妙に納得がいく。確かに効率がいい。田んぼの形が鳥の翼のような形なので、狭くなっている所から順に終わる人が出てくる。かれこれ1時間半位であろうか?腕時計をはずしているのでわからない。
  田んぼから上がり、小川で手足を洗う。冷たくて心地良い。このきれいな水で、赤磐雄町が育つのだと思う。小川から上がり、田んぼを見ると、さっき植えた苗が、もう日を浴びて葉を開いている。不揃いに植えた苗も、きれいに葉を開いていてちょっと安心する。初心者の不器用さも、健康に育った苗が補ってくれる。


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