北海道の秋 10月14日 三国峠、然別湖など

   14日は層雲峡や三国峠、然別湖に紅葉を見に行きましたが、すでに終わりかけており、落葉が目立ちました。
 朝はまだ曇っていました。
 まず銀河の滝、流星の滝へ行きました。 予想通り観光バスがかなり来ていましたが、滝の周辺以外は静かでした。 双ばく台への道は残念ながら通行禁止になっていました。 双ばく台はおそらく銀河の滝、流星の滝を同時に見れる唯一の場所です。 15分ほどきつい上りが続く道ですので、ほとんど人がおらず、 すばらしい景色を一人占めできます。
 駐車場を遊歩道の方まで行くと銀河の滝が良く見えるところがあります。 おそらく滝壷周辺よりその全体の姿をよく捉えることができると思います。 紅葉がピークだったらと思った瞬間です。写真はこの場所から撮影したものです。 時間に余裕があれば少し歩いてみることをお勧めします。
 次に大函に行きました。大函に着いたころから陽が出てきました。 大函は紅葉がほとんど無いので休憩してすぐに出発しました。

 国道沿いに見える山々は山頂付近に雪を抱き、中腹は落葉が始まっていました。 三国峠への国道273号線に入るとすぐに絶景(?)が広がります。 落葉の目立つ黄葉ではありますが、新雪の山とのコントラストは見事です。 橋の上など視界の開けるところでは随所でそんな風景は見られました。 適当な場所に車を止め何度も撮影をしました。 やがて三国峠のドライブインに到着。トイレのほか売店もあるので景色を見ながら休憩するにはうってつけです。 ニペツソなどの山並みとその前に広がる樹海、三国峠からの景色は何度見ても飽きません(写真下)。

 さらに糠平湖を経由して然別湖へ向かいました。 糠平湖の紅葉もいくつかの木が色付いている程度でした。 糠平湖から然別湖に向かう道は、糠平のスキー場の中を縫うように走っています。 この道を登りきろうとするあたりで糠平湖方面の展望が開けるところがあります。 そこから糠平湖のすばらしい景色が見られます。
 その後は曲がりくねった山の中の道進みます。やがて道の左側に然別湖が見えてきます。 走っている時は気付かないのですが、この道は黄葉した木のトンネルの道でした(遊覧船に乗ったときに気付きました)。 細い湖畔の道をさらに進むとキタキツネに会いました。 エキノコックスという病原菌を持っていますので、触らないようにしましょう。 もちろん餌をあげてはいけません。

 やがて遊覧船の発着所やホテルのある場所に着きました。
対岸にある天望山は落葉した木が目立ちました。しかし湖畔はかなり黄葉した木がありました。 このときは湖畔の道路が黄葉のトンネルになっていることに気付ていませんでしたが、 天望山の方は日陰でしたので、日向のほうは紅葉が残っているかもと思い、遊覧船に乗り湖上から紅葉を見ることにしました。 ちなみに、下の写真は食事の時に撮った然別湖と天望山です。 予想通り天望山の対岸(つまり自分達のいる側)はかなりの黄葉が残っていました。 湖畔ばかりではなく、中腹にもまだ黄葉が残っていました。
 湖上から紅葉を満喫した後、同じ道を通り層雲峡に戻りました。


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