ここからオンネトーに行くには北見から津別峠を経由する道と 留辺蕊から置戸から陸別を経由して国道241号線にでてオンネトーに向かい道がありますが 距離的に近く、北見市内を通らない後者を選択しました。 この道は陸別から国道241号線に向かう途中カネラン峠という峠を越えます。 この峠は隠れた絶景ポイントです。 雄阿寒岳、雌阿寒岳、阿寒富士の3つの山を同時に見ることが出来ます。 時間が12時近かったので逆光でしたがはっきりと見ることが出来ました。 朝や夕方なら山肌の紅葉なども見られ、更に素晴らしい景色が広がるのではと思いました。 しかしそのあと道幅の狭いダートが待っていました。正確にはわかりませんがかなりの時間を要しました。 カネラン峠の下りのほとんど、そして平地になってからもしばらくダートが続きます。
阿寒湖は遊覧船乗り場やアイヌコタンのある中心街をさけ、ビジターセンターの方に行き、湖畔やボッケ周辺を散策し
ました。
予想通りこちらには観光バスの姿もなく、人影もまばらでした。
阿寒湖周辺の山の紅葉はいうと、雄阿寒岳の紅葉はほとんど終わり、
湖畔はこれからと言う感じ、ちょうどいい感じところは見当たりませんでした。
ところどころにきれいに色付いた木があったのでこれが見頃ということなのでしょうか???
そして摩周湖方面に国道241号線を進みました。
途中に滝口(滝瀬十八丁)と呼ばれる阿寒湖の水が阿寒川となった流れ出るところがあります。
ここは湖面に島のように木の生えた岩が点在する景勝地で紅葉も有名なのですが、
紅葉の見頃ではないので通過しました。
このあとは摩周湖、屈斜路湖付近までトイレはないので、
トイレ休憩も兼ねて双湖台でペンケトー、パンケトーの二つの湖を眺めることにしました。
このとき食べたじゃがバタがうまかった。
そのあと「摩周湖のアイス」(弟子屈町摩周2−8−6)に休憩を兼ねて立ち寄りました。
阿寒湖をでるころは陽が少し陰り、標高が高いこともあり涼しかったのですが、
このときは陽がもどり暑いくらいでした。
アイスは最高のおやつでした。
時間が4時近くなったので摩周湖などを見るのはやめ、知床(ウトロ)に向かいました。
網走へ向かう国道391号線から斜里方面への近道となる道に入り走っていたら、
エゾシカの群れに出会いました。丘の斜面を降りで草を食べていました。
このあたりでエゾシカが見れるのは珍しいと思います。
裏摩周方面からのこの道は交通量が少ないので出てきたのかもしれません。
しかし知床のエゾシカと違い(?)警戒心が強く、我々を見るとすぐ丘の方に移動し、しばらく後に丘の林の中に逃げていってしまいました。
札弦の町に入るあたりで道の両側にひまわり畑を見つけました。
この時期にまだ花をつけているのは意外でした。
この日もホテルの到着は5時半近く。
海岸線を走っているときはもう暗くなっていました。
15日、16日とウトロ港の目の前にある知床グランドホテルに宿泊しました。
ホテルに入るとまずおしぼりを手渡してくれます。
このホテルのオーナーは(私の記憶が正しければ)ユースも経営されています。
そのためか他のホテルとはちょっと違います。
「知床の自然により深く触れてもらいたい」というメッセージを伝えようとしているのではと感じました。
例えば、長期滞在できるようにコインランドリーがあったり、
ウトロの夕日を見るポイントの案内や日の出日の入りの時間をフロントに掲示してあったりします。
またホテルホームページ「しれとこ日誌」では、
知床の自然を紹介していて、ホテルの紹介はその一部になっています。
ホテルの夕食は和食会席膳でホテル内のレストランで食べました。
漁港の目の前にあるホテルだけあった魚介類が豊富なメニューでした。
ホテルには最上階に内湯、そして屋上に露天風呂があり、内湯から直接行けます。
屋上の露天風呂は寒いですが満天の星空を楽しめます。
さすがに知床の星空は見事、露天風呂は照明があるため星空は見にくいのですが、
それでも目が慣れてくるとカシオペア座をはじめとして数々の星が眺められます。
岩尾別などでは、月明かりで影ができるほどです。