LEGOな領域

投稿参加希望型企画

馬鹿が戦車でやってくる。


作品 No.46
戦車名 「ファニー・スマイル」 
操縦者名  トミ・マキネン君
製作者 NAOI さん

 
設定

今まで他の近隣諸国に比べて軍事力的に劣勢だった北レゴランド軍が、
満を持して戦線へ投入した主力機「キューブ型軽戦車」の元試作機。
設計開発者は何と、若干12歳である脅威の超天才少年、トミ・マキネン!
超人的な運転技術をも持つ彼は、自らこの車両に乗り込み、
各種機器類 のデータ取りを行った上で量産型の仕様を選定した。

元試作機と表記しているのは、軍が量産型の生産へ着手した後、
用済み となったこの零式を自分の戦術に合わせてフル・チューンを行い、
自分の 「専用機」としてしまったからである。

試作機の時点では車体前面に装備されていた「フラッシュ・バスター」を
「自分には必要無いから」との理由で取り払ってしまい、
かわりに「目」の 形をしたセンサーライトを取りつけて、「ファニー・スマイル」のペイントを 施した。
装甲は機動性を重視した為可能な限り薄くし、大幅な軽量化に 成功している。

武装は機体両サイドに装備された「4連装フィンガー」のみで、他は何も 装備されていない。
彼曰く、
「キューブ戦車は4連装フィンガーが主武装 として設計したから、火力はこれだけで十分さ。
フラッシュ・バスターなんて 軍の要請で無理矢理くっつけただけの、
エネルギーだけやたらと食って しまう無用な物だからね・・・。」
しかし、これらのリスキーな改装で十分な戦果を挙げることが出来るのも
彼の戦術が常人では真似の出来ない、「独特のもの」だからである。

今日も彼は、頼もしい仲間(保護者?)達と共に自ら開発した戦車で戦場 へと赴く・・・。
 
    


前方より。
シャレでペイントされた「ファニー・スマイル」が、
敵対した相手国 の兵士に対しては「不敵の笑み」として
不気味に見える(らしい)。
非戦闘時は運転席ごと上へスライドして有視界で操縦可能。
(TOPの画像を参照。)
後方より。
搭乗は後ろのステップからキャタピラの方へ上がって
上部ハッチから乗り込む。

上部ハッチを開けると、いかに両サイドの装甲が薄いかがわかる。
量産型よりも運転室は広くなっているようだ。
「4連装フィンガー」は伸縮自在で、
これで岩をも突き砕く事が出来る!

製作者 NAOI さん のコメント

自分のバカ戦作品をやっと公開するところまでこぎつける事が出来ました!
大した物じゃないのに、ここまでの道程の長かったこと・・・(涙)。

製作時のテーマは、下記の内容に基づいて製作に取り掛かりました。

1.「連結式のキャタピラを使う前にゴムキャタピラを使ってとりあえず戦車を造る」
2.「サイズをどこからみても8ポッチ以内に収まるように四角くまとめる」
3.「前に倒そうが天地がひっくり返ろうがキャタピラが動くようにする」
4.「ミニフィグが収まるようにする」
5.「目とスマイルとLEGOLANDのプリント部品を絶対に使用する!」
6.「5に伴って、普段使うことのない黄色のブロックを使用する。」

ムクの状態で最初造ったときは30分位で出来たので、「こりゃ楽チン!」と 思ったのですが、
細かい所を詰めていくと意外と製作日数が長くかかり、 この作品でなんと、まる2日も使っています。
「非戦闘時は運転席ごと上へスライドして有視界で操縦可能」とか、
「4連装フィンガーは伸縮自在」の設定がありますが、いずれも部品差し替えで 表現しています。
モチーフにした戦車(この戦車にも意外とモチーフにした現存戦車がある)は、
W.W.Tのイギリスの「マークX」なんですが、
「くぅ 」さんのライスボールG型 に先に「やられて」しまいました。(^^;
  (しかも、キャタピラ付きの戦車としては「最小」を目指して造ったのに、
サイズの 小ささでも負けているみたいですし・・・正直悔しい!)
あとは私の作品を「何か凄い物」として期待されていた方々が、
これをみて良い 意味で「あっけに」とられる事を期待します(^^)。

まだ「ならし」のジャブですよ、ジャブ・・・
  
ついに作品発表!
おめでとうございます(^^;

「くぅ 」さんの3角に対する様にこちらは4角。
同様のテーマでもやはりそれぞれの個性が出ておもしろいですね。

オールレンジ攻撃可能(?)な手がイカシます。
ピッタリと収納されるのも見ていて気持ちが良いですねぇ。
LEGOLANDのプリント部品も泣かせ(卑怯)ポイント。

次作も楽しみです。