前略、呑べえ、喰べえ様。
早いもので今年も、もう残りわずかです。
季節の肴と酒を追っている間にすぐ一年が経ってしまった感じです。
海鮮山鮮も三年目の暮れを迎えています。
毎度お引き立てありがとうございます。来年もよろしくお願いします。
さて、12月は、寒の入りです。
魚が旨い。寒鰤、寒鯛、寒鮃々々…
肝が旨い皮はぎなんて一尾600g越えると、フォアグラなんて目じゃなくなります。
海のバターといった感じです。
肝じょうゆも定番の美味しさですが、さっとオリーブオイルなどで肝をフライパンで両面を焼き、
ブワーット酒をふり正油をジュッジューッと入れて肝を取りだし、
薄く包丁を入れフライパンに残った油を薄造りにした皮はぎの身にチリチリッとかけ
肝をそえてわさびぽん酢。たまりませんね。
酒は満寿泉のしぼりたて新酒、又は、ちょっと気張って究極花垣大吟。
贅沢な一品ですが、ま、12月だからいいでしょう。大満足でした。
ウヒヒ、客に食わすのはもったいない。
(海山便りNo.19より)
|
これは、12月15日のメニュー
酒兄達との忘年会でちょっと豪勢に。
焼鱈場蟹の甘みは、酸の強い純米吟醸酒とよく合う。
白子の海苔巻揚は、いろいろな熟成酒と。
鮟鱇鍋は、活性濁り酒と合わせる。
雑炊でしめて香の物で二回戦。