立夏、
桜の花があっという間に散り、木々の葉は緑をむくむくと濃くし、
南の地では、早、梅雨入りです。
この所、気温の差が激しいので体の調子はどうですか。
こういう時は、自然の良い栄養を取って、明日も元気にと行きたいものです。
私達が普通食べてる魚の栄養素の中にチロシンというアミノ酸のひとつが有ります。
このチロシンは、体に入ると、やる気、元気の素と言われる、ドーバミンに変わります。
数ある魚の中でもチロシンがいち番多く含まれているのが、今旬の鰹です。
五月病や、どうも体がだるい時は、朝、昼、晩と魚を多く取ることをお勧めします。
特に、鮮度の良い鰹の刺身に効果有りです。
ふしぎですが季節の旬の食物と、私達の体には深いつながりを感じてなりません。
さあ、やる気出していきましょう。
(海山便りNo.24より)
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平成9年
師走 霜月 神無月