皐月


5月5日、酒一筋の利守信行君を講師に、七輪陶芸なる会を行ないました。
約2時間で、焼き上り、自分で造ったぐい呑みで乾杯
という予定でしたが、
朝10時に集まり、全ての焼きものが終わったのが、夜の11時過ぎ、
何と13時間の工程でした。
土を成形するのは、皆、想い々の形造りでアイディアあふれる作品が出来たのですが、
乾燥の段階で水分が残っていたり、空気が入っていたのか
素焼きにすると、パンッと割れてしまうのです。
底の厚いものは、水分が抜けないのでヒビが入りやすい。
試行錯誤をくり返し、ゆっくりと七輪の上で乾かし、素焼きを終え、釉掛け、
なんだか、やきものらしくなってきた。
さて、本焼です。
少しづつ又、七輪の上で熱していきます。
ドライヤーで戸口に風を送り、火力をどんどん上げて、
土がまっ赤に焼ける所や表面の釉が、てらてらと溶けて光る様を目のあたりにして、皆、
「ウツクシイ、キレイだね。」
と感動の嵐でした。
自分で造ったぐい呑みで酒一筋の秘伝(生)で乾杯。
皆、「オラの作品がいち番。」で、至福のひとときを過すことが出来ました。
信行君ありがとう。またやりましょう。(海山便りNo.30より)


5月5日
5月7日、21日他。写真は5月5日(いつ何を食べたかは??)
岩蠣は南からやってくる。
空豆含煮、南瓜豆腐、もう気分は夏。
木の芽和えも筍から笹竹へ。えぐさもまたよし。
鱧はアスパラと揚げて。
旬の夏は早い。


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